本日は浅草橋のルーサイトギャラリーに行ってきた。

 

 

「高橋朋子展」である。

昨日9/23が初日で、私は初日の朝一に参上すべく予定を立てていたが・・・・。

思った以上に仕事に手こずってしまい、関係各位に迷惑をかけ、何とか昨晩仕事を仕上げ、

本日、向かったのである。

 

何だかどんどん集中力、瞬発力がなくなってきていて、今後、仕事の作業時間を見積もるときは考えないといけないと痛感。

今回は、関係各位のご協力とご配慮で「何とか」なったが・・・・。

 

まあ、しかし、とりあえず仕事を終え、さっぱりした気持ちでルーサイトギャラリーに向かったのである。

 

人気の高橋氏である。

初日にたくさんの人が訪れたようにSNSに書かれていたので、果たしてお目当ての物が残っているかどうか・・・。

 

しかし、そこはルーサイトギャラリーさんである。

カフェ併設!

 

 

こちらのカフェでは、作家さんたちの器で飲み物やケーキなどが楽しめるのだ!

過去、数回訪れているが、高橋朋子氏の個展の折は高橋氏の作品でサーヴしていただいている。

 

というわけで、展示を拝見し、高橋氏の器でお茶を楽しむ、というだけでも十分満足であると訪れた。

 

なんと、ラッキーなことにギャラリーは割とのんびりした雰囲気で、

ゆっくりと高橋氏ともお話ができた。

 

翠光彩シリーズの制作のお話など伺うと、いやあ、陶芸作品というのは「運」という側面も大きいのかも・・・難しいものだと、しみじみ。

 

ずっと欲しかった「銀彩蓮皿3.5寸」があったので、どれとどれを購入しようかと、色々並べて、合わせて使えそうなものを選んでいた。

 

手作りのものなので、一つ一つ表情が違う。

ちょっとこれは違う、これは気に入ったけど同じようなものがない、など複数購入することは大変迷う。

 

高橋氏が、スタッキングするとどうなるか見てみては?

と、結局、組にすると良い感じになるものを、高橋氏に選んでいただいた!

嬉しい!

 

と満足して、カフェへ。

なんと、カフェは貸し切り状態!

私はこちらの窓際の席が好きで、いつもここ。

 

 

目の前を隅田川が流れ、観光船なども通る。

橋はJR総武線が走る。

 

 

高橋朋子氏の「minamo」シリーズのお皿に、アーモンドケーキ。

カフェオレのカップももちろん高橋氏の作品で「prism」シリーズか。

お店の方によると、こちらはかなり使い込んだ状態とのこと。

 

 

確かに、銀彩部分がクッキリとした深い色になっている。

 

そして、同行者には「おろしたて」のカップで。

 

 

ぱっと見も白いイメージの「prism」シリーズ、というか見慣れた雰囲気。

 

 

新しいものと使い込んだものとの比較ができるようにというギャラリーのご配慮。

これは感動。

使い込むと「育って」、私に供されたカップのようになるのかと思うと、大変興味深い!

 

あ、ちなみに同行者のチーズケーキはかなり美味しかった。

次回は、こちらを・・・と思った。

 

高橋氏の銀彩作品をいくつか持っており、

今年1月に日本橋三越本店美術サロンで催された個展の折に、

手で触って使っていくことによって銀彩部分が変化する様子を楽しんでもらいたいと言われたのだが、どうも・・・何だか「大切」にしてしまい、銀彩の変化についてはあまり考えられなかった。

 

今回、実際に「育った」銀彩を目にすることができて、

私も「育てる」ことを楽しんでみようかなと思っている。

 

本日、我が家に連れて帰ってきた「銀彩蓮皿」で、おはぎを。

 

 

お茶碗は高橋朋子氏の「翡翠金彩茶盌」。

こちらのお茶碗も育てなければ。