久々に東京国立近代美術館に行ってきた!

 

 

前回は、2019年12月の「鏑木清方 幻の《築地明石町》特別公開」。

約2年も訪れていなかったのか・・・。

 

 

本日は、「民藝の100年」展。

 

和樂12・1月号の特集「茶の湯と民藝」でも柳宗悦は取り上げられており、大変興味を持った上に、柳宗悦が木喰上人が彫った仏像に偶然出会い、その後木喰仏の調査研究を行ったということで、木喰上人の「地蔵菩薩像」も出展されている・・・ということで大変楽しみであった。

 

本展覧会のチケットと、木喰上人の「地蔵菩薩像」のポストカード。

 

 

写真撮影可だった、柳宗悦の書斎再現コーナー

 

 

素敵な家具。

 

 

本展覧会は、民藝運動の変遷についての学びの場だった。

民藝品を集めて公開した美術館、民藝品を生産し流通させる、そして民藝品についての書籍を出版することについて、作品や写真、文献の展示、画像の放映で学べたと思う。

 

真剣に見ていたので、もう、へろへろに疲れてしまった。

 

しかし、疲れも吹き飛んだのが、特設ショップである!

2週ごとに民藝のショップがポップアップ・ストアとして出店されるとのこと。

本日は、鳥取県倉吉市の「COCOROSTORE」。

 

いつも拝見しているブログで、素敵な唐津焼の粉引の湯呑みの写真が投稿されており、

私もあんな湯呑みが欲しいなあ・・・と私の頭に「粉引」の文字が深く刻まれていたのであった。

 

ということで、倉吉市で焼かれた「面取り湯呑み 粉引」に引き寄せられるように手に取った。

ぽってりしたイメージの唐津焼の粉引の湯呑みとは全く違うが、なかなか味のある湯呑みである。

 

 

帰宅後、早速、焙じ茶を入れて。

昨日デパ地下で求めた「たねや」の「栗子みち」。

写真はないが、昨日、同じく「たねや」で求めた「近江大福 栗」を食べ、非常に美味しかった・・・。

 

この「面取り湯呑み」は、調べてみると倉吉市の「福光焼」ではないかと思う。

「文藝の100年」展でも紹介されていた河井寛次郎氏、

その弟子の生田和孝氏のもとで修行された河本賢治氏と息子さんで窯を営んでいらっしゃるらしい。