府中市美術館に行ってきた。

 

 

「映えるNIPPON」展である。

 

 

本展覧会は、日本各地の「名所風景」を描いた江戸末期から昭和までの作品を紹介。

この看板のような絵地図も多く展示され、見ていると楽しい。

 

 

どどどん、と川瀬巴水の「芝増上寺 東京二十景」(大田区立郷土博物館 蔵)がポスターに使われている。

 

 

現実で旅にでられない現状において、絵画を鑑賞することで、旅の気分を感じたい。

 

 

カッコイイ。

 

展示は、こんな感じである。チラシを撮影。豪華。

 

 

以下は、メモ。

 

歌川広重 「名所江戸百景 深川洲崎十万坪」(安政4(1857)年 神奈川県立歴史博物館所蔵)

 雪景色の湿地帯の上空を翼を広げた鷲が獲物を探すように飛んでいる。海の水色、雪の白、空の灰色が良い。

 

歌川広重 「名所江戸百景 深川萬年橋」(安政4(1857)年 神奈川県立歴史博物館所蔵)

 亀が吊り下げられて、富士山を眺めている。

 

小林清親 「東京新大橋雨中図」(明治9(1876)年 ガスミュージアム所蔵)

解説パネルに「光線画の特徴のひとつは、まるで水彩画を思わせるような、大気や水面の繊細な描写にある

 

川瀬巴水 「東京二十景 池上一之倉(夕日)」(昭和3(1928)年 大田区立郷土博物館所蔵)

 高い並木の向こうに夕日が見え、農作業を終えた農夫が歩いている。農夫は麦わら帽子を被り、白い上衣を着て、鎌を担いでいる。

 ふと、太田記念美術館で見た、笠松紫浪の「うろこ雲」(大正8年(1919) 渡邊木版美術画舗蔵)を思い出した。

 

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府中市美術館「名物」のワークショップコーナー。実は毎回楽しみにしているのである。

 

 

「名所すごろく」

 

 

「記念スタンプ」コーナー

 

 

すごろくをいただき、スタンプを押しました。

 

 

これは栞にして使う予定。