本日読了。
3月上旬に「奇想の系譜展」を鑑賞してきた。
その展覧会の特別顧問を務められた辻惟雄氏の自伝である。
奇想の発見 (著)辻惟雄
奇想の発見: ある美術史家の回想
2,376円
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いやあ・・・・。
美術史家になる人ってどんな人だろう・・・と思っていたら、ちょっと驚きな感じだった。
色々驚きの出来事が書かれてあったが、「臨時沖中仕になる」というところを読んでビックリ。
著者が大学院生のときに学生運動が盛んであり、その時期にボストンバッグ1つ持って横浜にむかい、安い宿泊施設を利用して、一週間ほど工事現場で肉体労働をしたようだ。
又、伊藤若冲作品の「エツコ&ジョー・プライス・コレクション」で有名なプライス夫妻とも交流があり、当時のオクラホマ州の自宅も訪問し、邸宅内にある展示室でそのコレクションを見学している。
その様子が写真入りで紹介されていて、これにもビックリ。
本書を読んで、「奇想の系譜」も早く読みたいと思った。
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今日の天気ですっかり散ってしまった桜である。
昨日は良い天気で近所の緑道の様子はこんなだった。
日曜日ということもあり、緑道のベンチには、花見を楽しむ人もいた。
緑道の花壇。
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花より団子ではないが、私は「鰻丼」が好きである。
渋谷に1957年からあるお店。
炭で焼きました、という香ばしさ。大変美味しい。
今回で2回目。