今回の大津への観劇の帰りに彦根によってきた。
観劇の日程は毎年3月の第一週の週末と決まっているので、いつもこの微妙な季節の時期に近江を訪れることになる。この時期は、特に湖東、湖西、湖北は不安定。過去には雪が降っている彦根城と対面したことがある。今回は天気も晴れた。
今回も、彦根での宿泊は無。スケジュールのせいもあるが、常宿にしていた彦根キャッスルがもう手の届かない価格帯のホテルになってしまったこともその一因かな。ちょっと前までは年に2回は宿泊し、大みそかから正月を過ごしたこともある。数年前にコンセプトが変わったようで、今では「近江牛の夕食とのセット」を売りにした超高級の価格のホテルになってしまったのだ。ここのホテルの大浴場は、彦根城が眺められる素晴らしい光景が売り。
今回は天気にも恵まれた。城の中には入らなかったが、城の周りを一周。城自体の大きさは必ずしも大きくはないのだが、城を取り囲むこの場所は何度訪れても素晴らしい気分にさせてくれる。
いつも思うのは、城の側にある、彦根東高校の素晴らしいロケーション。城への近接というと、伊賀の上野高校、大多喜の大多喜高校などがすぐに思い出されるのだが、その中でもこの学校は別格だ。学校の存在が城と堀を含むこの一帯の光景に見事に溶け込み一体化しているのだ。まあ「スーパーサイエンススクール」の俗まみれの標語などはこの風景への無粋な乱入にしか過ぎない。このような長い歴史と風景に恵まれた環境にある高校で学ぶということはどういう経験なのだろう。勉学もさぞはかどるだろうというのは部外者の理想化による勝手な思い込みに過ぎないとしても。
今回は時間も限られていたため、ホテルの側の蕎麦屋で、喜楽長の酒で伊吹在来種の伊吹大根蕎麦をたしなむ。彦根のクラブハリエは休業中のよう。そういえば通り過ぎたジュブリエルタンや近江八幡のクラブハリエも開いてはいなかったよう。ホテルの側の土産物屋「本陣」も午後からは休業。それどころか、彦根キャスルホテル自体も八日と九日はメインテナンスのため休業の様なのだ。まるで閉められた城のようだ。観光を売りとする彦根へのこのvirusの打撃は計り知れない。
この後、米原に移り、井筒屋の弁当を夕食用に購入し、帰京。驚いたのは、米原駅の東口。陽光のせいだろうか、だいぶ開けているように感じるのだ。カフェや観光案内所もあるじゃないか。知らなかった。滋賀の山の「パンフレット」を頂戴する。今回は佐和山すら登らなかったな。次に訪れるのは、初夏か.....




