2019年2月24日(日)

 

残雪のない近場の低山を探していて「栃木県の山」をめくっていて見つけたのが足利の行道山。実は足利は数年前に観光で出かけて浄因寺も車で出かけたことがあり、その際にハイキングマップも入手していたのだが、その後記憶から消えていた。調べてみると足利市駅から徒歩で織姫神社の登山口まで行け、そこから行道山浄因寺まで登り、ピストンというコースで、長いけど約6時間強のコースだ。いろいろ最近の登山記録をネットで調べてみると残雪はなさそう。日曜は天気もよさそうなので決定。それに交通費も安い。自宅の近くの駅から1000円もかからない。東武の株主優待券を買えば850円だ!また乗車時間もわずか2時間強で、始発に載ればAM0730には歩き始めることが可能なようだ。

 

春日部の乗り換えはいつもながらスムーズではないが、春日部は駅構内にコーヒーショップがあり、朝早くから営業しているのでそこでコーヒーを飲む。暖かい今年とはいえ、埼玉はやはり寒い。この辺まで来るともはや栃木や群馬の気候でかなり寒く感じる。このコーヒーショップがなければ寒くて困ってしまう。春日部を出るともはや外は首都圏というよりは北関東つまり群馬・栃木の雰囲気だ。加須、羽生を経て館林へ。乗り換えて足利市へ。ここも寒い。しかし快晴。駅のコンビニでゆっくりとコーヒーを飲み、渡良瀬川を渡り、織姫神社へ。街は閑散としており、途中コンビニで昼食を準備し、神社前へ。向こうに見えるのが行道山か?

 

神社までの長い階段を登る。途中に前回も訪れた蕎麦屋があるのだが、本日はイヴェントで休業とのこと。神社を右に回り、標識に従い山道へ。といってもすぐ舗装路へ。この山もいろいろな場所からアクセスが可能で、公園なども上にあり、本格的な登山道はまだ先。ぐるっと迂回したりして、やっと登山道らしき道を見つける。結構な登りで、すぐに汗をかき始める。両涯山(251M)に到着。ここには休息所があり、すでにグループが休息中。早朝というのに、皆さん私が登ってきた方向へ下山していくようだが、どこから登ってきたのだろうか。

 

東の方角だが、面白い形の山だが、名前は不明。

両涯山を過ぎるとすぐ、足利城跡、ここには神社もある。

ここからいったん下り、林道を通り、再び登り返すことになる。ここが一番のつらいところか。やっと大岩山(剣ヶ峰: 417M)、相当暑いため相当な衣服調整をしたのだが、時々寒くも感じる。大岩山を通過。

やっと行道山頂上(422M)へ。ただこの山は正式名称は石尊山というのだろうか。ここで昼食とする。天気も良く、これこそ陽だまりハイクの醍醐味。

 

一瞬富士山かと思ったが、方向からいって違うようだ。雪をかぶっている。どこの山だろう?

まだ終わりではない。ここから浄因寺へ。200Mほどの結構な下り。途中に寝釈迦などがあるのだが今回は素通り。登ってくる登山客も多数。昔は「関東の高野山」と言われたという浄因寺に着いたが、無主のようでだいぶさびれた印象。にゃんこが寺で二匹陽だまりで佇んでいた。前回と同じく、清心亭も近くには寄れないようだ。残念。ここは紅葉の季節に来るのがいいのかも。ここからバスで駅まで戻ることも考えたが、バスの時刻は1500過ぎとのことで断念。

 

 

さてここからはピストンで戻るだけ。途中で行きには気が付かなかった高速を見つける。

 

駅に着いたのは1400過ぎだが、ここも駅の周りには飲食店は見当たらず、途中目をつけていた餃子の店も本日は休業。車社会の栃木、もはや駅やその周りの旧中心街は人を日常的に集める機能を喪失しているようだ。仕方がなく、コンビニでビールを買って、まだ暖かい太陽の下で、駅の外のベンチで一杯。

 

冬の陽だまりハイクには最高。たしかに低山だが往復すると相当に疲れた。往復する人はあまりいないようだ。いろいろなわき道が多数あり、車ならいろいろな方向から登ることが可能な山のようだ。累積標高は2400Mを示したが、これは間違いだろう。なぜこんなに多く表示されるのだろう。「栃木県の山」によると、片道で413M/603Mと出ているので、往復でも1000M弱が正しいのでは。

 

活動時間: 6時間27分

活動距離: 15.03km

高低差: 409M

累積標高: 2391m/2405m

消費カロリー: 2954cal

 

スタート足利市駅: AM0732

登山口(織姫神社): AM0823/AM0828

鏡山着/発: AM0841/AM0847

両涯山着/発: AM0912/AM0925

大岩山着/発: AM1032/AM1040

行道山(着/発: AM1051/AM1057

浄因寺: AM1140

行道山: AM1200

大岩山着/発: PM1212/PM1218

両涯山着/発: AM1322/AM1326

登山口:PM1406

ゴール: PM1418