連休中にどこかの山に登ろうといろいろ考えたのですが、結局のところ奥多摩の鷹巣山へと落ち着きました。山梨県の都留の近くの道坂隧道から今倉山、二十六夜山を経由し「芭蕉月待の湯」でゆっくり湯につかるという軟弱なプランが頭にはあったのですが、4月30日という連休中日を考慮し、これは別な機会に取っておくことにしました。前回の「蕨山」のさわらびの湯のように、お風呂の中で裸で入浴の順番を待たされるようじゃ、何のための温泉詣でかわかりませんから。
さて奥多摩ということでいくつかの候補を考えてみました。六つ石山、本仁田山、川苔山も候補にはあったのですが、今年はかなり暑いそうなので、まだ暑さが全開にならない今のうちに奥多摩三大急登のどれかを登っておかないと今年はもう登れないのではと思い、鷹巣山に決定。いろいろなルートを前日まで検討し、最終的にはmain routeは、東日原ー鷹巣山ー石尾根ー奥多摩駅(7時間半強)、escape routeは東日原ー鷹巣山―六つ石山分岐-六つ石山ー水根バス停(6時間強)と決定。
千葉県民なのでいくら早起きしても7時台の始発の奥多摩駅発のバスには乗れないのが問題。結果としてどうしても奥多摩駅着が八時台となってしまいます。となると東日原着は9時近くとなり、どうしても相対的に遅いスタートになってしまいますね。
当日は、休日には混雑が想像される奥多摩ライナーを避けて、御茶ノ水、立川、青梅で乗り換え、奥多摩駅には8時10分過ぎに到着。予想通りすべて着席したままで奥多摩駅まで到着。青梅では10分間の待ち時間があるため、駅の外に出てコーヒーを飲むこともでき快適。青梅駅では駅前の弁当屋も開いており、ここで昼食を購入することも可能なよう。奥多摩駅でもバスの列には一番最初に並ぶことができ、こりゃ出来過ぎですわ。奥多摩駅は大混雑というわけではないにせよ相当の数のバス待ち客が発生。ただ東日原行きのバスは川苔山に向かう人が大半で東日原まで乗っていた人は10人強でしたでしょうか。
2018年4月30日
晴れ・20度くらいか?
ペットボトル:500mlを2本強
東日原発:AM0905
ヒルメシクイノタワ: AM1115
鷹巣山: AM1155着
鷹巣山発: PM1230発
六石山分岐: PM1337
六石山着: PM1348
水根産土神社: PM1455
登山口:PM1501
水根バス停: PM1519
奥多摩駅発:PM1605?
初めて体験した稲村岩尾根でしたが、やはりきつい。予備知識を持った上での登山でしたので、よく言われる精神的な苦しさは感じませんでした。二度ほど軽い休息を取りながら、相当なスローペースで、しかも上をあまり見ずに目先の一歩に集中し登ったのですが、ヒルメシクイノタワを過ぎた後の30-40分はさすがに参りましたね。比較という意味では、この苦しさは塔ノ岳までのバカ尾根を軽く超えていますね。ただ私見では、今回下りで通った「六つ石山ー水根」の登りの方がもっときついのでは。景色がない中でのあの角度の登りは精神修養以外の価値は見出せまんね。
頂上着が1200であまり期待はしていませんでしたが、鷹巣山では若干の霞みはありましたが、予想以上にはっきりと富士山を見ることができました。昨年の11月の九鬼山以来の久しぶりの富士山でした。
帰路は石尾根を歩き、六つ石山分岐からの水根へのescape routeを最終的に選択。体力的には奥多摩駅までの石尾根ルートも十分に可能でしたが、帰りの電車の時間と相談した上で、escape routeを選択。夕方1700近くまで山道を歩くのは避けたい。決して嫌いではないのですが、あの夕方の山林の中での光の陰り方にどうも一種の恐怖を感じるんですわ。僕はどうも山では臆病になってしまいます。六つ石山分岐で同じように休息した妙齢の女性や若い男性は奥多摩駅の方に向かいました。体力精神力が充実してるんですね。僕の前をずっと歩いていた60過ぎ(?あくまでも想像)は僕と同じルートでさっさと降りていき、最後は水根バス停で再会。この下りのルートは途中まではいいのですが、半ばぐらいからかなり精神的に参るコースです。植林の暗い中、途中からはただただ注意を集中させるほどの急登でした。
地域の神をまつった産土神社で軽くお参りをして登山口へ。そこからもバス停までは結構あります。バスの時間まで後数分というところで無事バス停着。
今回は単独行だったため相当な行動の自由は確保されていたのですが、朝のスタートが若干遅れるため、どうも最後はあわただしくなってしまいますね。登山という物理的なexerciseに関してのa sense of achievementはいつも味わえるのですが、山の景色を十分見たのかと自問するとどうなのでしょう、最後はどうもぼけてしまいますわ。ただ新緑は素晴らしかった。奥多摩駅についても、一杯やる余裕もなく、日本酒の一合瓶を買い、頭は既に電車の時間で一杯ではどうしようもないな。日帰りだとしても、14時過ぎには下山してきて、一風呂浴びてビールの一杯でも飲んでゆったりして1600時ぐらいの電車に乗りたいな。やはり奥多摩でも泊りにしないと山の魅力をフルに味わうことはできないのか。




