長い旅の途上。放浪者の戯言 -5ページ目

寂しい別れ

先日、俺の施設の利用者さんが亡くなった。


亡くなる前、俺がその人の居室に行くと、胸を押さえ苦しんでいた。


血圧を測り、救急車を呼んだ。

そのままその人は、病院へ入院をする事になった。


俺はその次の日休みだったので、病院へお見舞いに行った。

その人に、

僕が誰だか分かる?




問うと、解らない様子だった。


お腹が痛い!

もう駄目じゃ…




何度も、顔を歪め言っていた。

俺は、その人の手を握り、背中を摩ってあげる事しかできなかった…



俺が帰ろうとしたとき、その人は言った。



あんたの手は温かいね。



俺は



また来るね。
一緒に頑張ろうね。



言い残し、帰った。


その二日後。

仕事帰りに、病院へ行った。


前回よりも、調子が良さそうだった。


俺はまた


僕が誰だか分かる?




問うた。

その人は


分かるよ。

知った人が来んけぇ、寂しいよ…




言っていた。



俺は


僕も寂しいよ。

早く元気になって帰ろうね!



言った。


その人は笑っていた。



その人は絵を描くのが好きな人だった。

居室には、その人の作品が何枚も飾ってあった。



俺は元気を出してもらいたくて、こう言った。


僕は、○○さんの絵が欲しいよ。

早く元気になって、僕の為に絵を描いてよ。



すると、その人は笑顔を見せながら


うん。

早く帰って、絵を描こう。




言った。



2時間位話しをしただろうか


帰る時には、何度も何度もお礼を言ってきた。


その三日後…


その人は息を引き取った…



その日の夜

彼女は俺の夢の中に

最後の別れを言いに来た…




本人はやっぱり、死期がわかっていたのだろうか?


綺麗な顔をした亡骸は、皆のこころを安心させたのは、間違いない。


長い人生おつかれさまでした。


またどこかで逢いましょう。

久々バイクで

久しぶりに休みって感じ。
最近忙しくて、休みの日には勉強してて、休めてなかった。

天気も良いし、バイクで山菜を摘みに行ってきた。

午前中は何だかんだで用事をして、午後から。


久々バイクに乗った気がする。

天気良いから気持ちいい。

山へ山へバイクを走らせる。

流石に山は少し風が冷たい。



道路から見えるタラノキは、トップが高枝切り鋏で切られ無惨な姿になっている…

毎度の事ながらこころが痛む…


少し道から外れると、無傷のタラノキもある。

そんな木は大きくてカッコイイ。

手の届く範囲で少しだけ、採らせてもらった。

次はコシアブラ。

少々クセがあるけど、美味しい山菜だね。

たくさん木はあるから、一本の木から少しずつ摘み取らせてもらう。


最後にわらび。

太い奴だけ少し摘ませてもらった。

今年は残念ながら、コゴミは食べれなかった。

もう時期的に伸びきってるだろう。


また来年の楽しみにしておこう。


帰りがけに信号待ちをしていると、前の車から小さな子どもが俺の方を見ていた。

信号が青に変わり、出発すると子どもが手を振ってきた。

俺も手を振り、俺は真っ直ぐに、その子どもを乗せた車は右の方へと走り出した。


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ばぁちゃんと

今日は夜勤でした。

今朝、利用者さん達を集めていると一人のばぃちゃんが、テーブルを叩きリズム遊びをしていた。

俺もテーブルを叩き、そのばぁちゃんとセッションした。

ばぁちゃん大喜び。

楽しかった。

疲れが少し癒された。


今夜は月が綺麗だね。