こんにちは。
夫のモラハラ改善カウンセラーの
大脇です。
今日は前回に続き、
トラウマについてお話をします。
夫からモラハラを
受けている方の中には、
夫から過去に受けたモラハラを
思い出す度に、
その時の怒りや悲しみ、悔しさが
蘇ってくるという症状に
苦しんでいる方がいます。
そのような症状は
フラッシュバックと呼ばれ、
モラハラで受けた
トラウマ（心の傷）が原因で
起こるものです。
一般的にトラウマを治すには、
人に話を聞いてもらい、
過去の感情を解放するのがいいと
考えられています。
しかし、現在の精神医学では
その方法は有効でないばかりか、
逆効果であるとされています。
いつ頃からそのことが
分かってきたかというと、、、
日本では阪神淡路大震災の時でした。
トラウマという言葉が
日本で広く知られるようになったも
この時です。
大震災ではたくさんの人たちが
恐ろしい思いをし、
想像を絶するような光景を
目の当たりにしました。
今までの当たり前だった
日常生活が
一瞬で奪われたのです。
そのような方々に
辛い体験を話してもらい、
その時の感情を解放するように
関わったところ、
症状が悪化する人が
多いことが分かりました。
同じような事例は
世界中でも見られ、
それ以来、
被害者の話を聞いて
感情を解放させようとする方法は、
有害な刺激を被害者に与え、
回復を阻害するものだと
考えられるようになりました。
そして今では、
国立精神・神経センターが
作成している
「災害時・地域精神保健活動
ガイドライン」
にもそのことが明記されています。
ところが、先日、
体験カウンセリングをさせて
いただいた方は、
前のカウンセラーから
トラウマの話をするように言われ、
泣くように促されたと
おっしゃっていました。
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トラウマ（心の傷）を癒すには？
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これまでお話ししたように、
トラウマの感情をむやみに
解放するのは良くありません。
しかし、それを我慢するのも
苦しいばかりです。
なぜなら、感情を抑えることは
ストレスになりますし、
やがて蓄積した感情が
抑えきれないエネルギーとなって
爆発することがあるからです。
また、身体の不調（夫源病）
の原因になる場合もあります。
ですので、私は感情を解放したり、
我慢したりするのではなく、
『感情をコントロール
できるようになる』
『そのために心の器を育てる』
このことをレクチャーさせて
いただいています。
さらに、
夫にきちんと自分の気持ちを
伝えられるように
なっていただきます。
感情のコントロールができていれば
感情的にならずに落ち着いて
自分の気持ちを伝えられるからです。
そして、あなたの意見や気持ちを
夫にきちんと受け止めて
もらえるようになることで
わだかまりが解消され、
結果的にトラウマも癒されるのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
モラハラ改善カウンセラー
大脇秀一郎
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参考に頑張ります。
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決して一部の夫婦の問題ではなく、誰にも当てはまる問題・・・。
私も勇気をもらい実行した事で、パートナーと良い関係を築けつつある予感がしています。
・・・・
自分の正直な気持ちの伝え方がとても参考になりました。
自分軸や、自分を大切にするというキーワードは、色々なサイトや本に出ていましたがイマイチ理解しかねていました。
自分の事を大切に出来ていないとそもそも自覚出来ていなかったので、自分を大切にするという意味に初めて納得出来た気がします。私も、もう耐えません！！
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