こんにちは。

 

”カリフォルニア流”

人生改善コーチの大脇です。

 

 

 

自己啓発セミナーに行けば

ポジティブ思考をしましょう!

 

と言われるのと同じくらい

 

スピリチュアルや自己実現セミナーに行くと

 

全てをあるがままに受け入れましょう!

 

とよく言われます。

 

 

 

でも、

ポジティブ思考をしたり、

全てをあるがままに受け入れたりしても、

 

悩みは減らないし、

自分のことを好きになれない人は

いっぱいいます。

 

 

 

どうしてだと思いますか?

 

 

 

それは、以上のスローガンを

マインド(=頭)

理解しようとしているからです。

 

 

 

人が本当に物事を理解するとき、

昔は以下のような言葉がよく

使われていました。

 

 

・膝をたたく

・腹に落ちる

・胸にストンと落ちる

・心に落ちる

・腑に落ちる

・身に染みて分かる

 

 

これらの言葉にはある共通点

見られるのですが、

あなたはお気づきになりましたか?

 

 

答えは

すべてに”身体”的な表現が

入っていることですね。

 

 

「腑に落ちる」の

”腑”とは

五臓六腑の”腑”で

はらわたのことです。

 

 

このような先人達の知恵が

意味するところは、

 

本当に理解するということは

”身体”的に理解する

 

つまり、

感覚的に理解することなのです。

 

 

 

自分にとって真に大切な経験は

頭だけで理解するより、

 

腹に落ちて理解しないと

なかなか性格に反映されなかったり

行動に結びつかなかったりするのですね。

 

 

 

 

前回の記事では

 

「全てをあるがままに受け入れる」には

物事を”善し悪し”に分けて判断しないことが

前提であると説明しました。

 

”善し悪し”にこだわってしまうと

物事を歪めて受け取ってしまうからです。

 

 

では、”善し悪し”の判断を手放すには

どうしたらよいと思いますか?

 

 

 

それは、マインド(=頭)

理解しようとする癖を

手放すことです。

 

 

 

なぜなら、

”善し悪し”の判断は

マインドの働きに

よるものだからです。

 

 

また、

マインドは

コントロール志向

(物事を思い通りにしようとすること)

を持っていますから、

 

そのために

物事を歪めてしまい

無用な悩みや問題を作り出してしまうのですね。

 

 

 

ですから、

 

「全てをあるがままに受け入れましょう!」

というスローガンを

 

頭で理解しようといくら努力しても

 

本当に”あるがままに受け入れる”

ということは分かりません。

 

 

 

では、どうしたらよいかというと

 

ハートを開いて

あるがままに『感じる』ことです。

 

 

 

ポジティブなことはポジティブなままに、

ネガティブなことはネガティブなままに。

 

 

 

ポジティブなことがあっても

ネガティブなことがあっても

 

”これは善い”とか

”これは悪い”とか思い詰めないで、

 

その経験を

そのままハートで『感じる

というプロセスそのものが

 

「全てをあるがままに受け入れる」という

ことになるのです。

 

 

それに、

 

感じる』からこそ

 

その経験が潜在意識や無意識に

ストレートに作用して

 

正しい答えを導き出せたり、

行動に繋がったりするのですね。

 

 

 

要するに、

 

「全てをあるがままに受け入れる」

ようになるための前提として、

 

”善し悪し”の判断を無くすには、

 

マインド(=頭)

『理解』するのではなく、

 

ハート

『感じる』ことが

できるようにならないと

いけないのです。

 

 

 

今日はここまで。

 

 

次回からは

心を開いて感じられるように

なるためには何が大切なのか。

 

また、

どうしたらそれを身につけることが

できるようになるのかを

具体的に説明していきますね。

 

 

お楽しみに~。

 

 

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