実母が旅立ち、服喪してたので久しぶりの観劇でした



2020年版は観てなくて初見なんだけど
キャストを見て「行きたい」多分このストーリー好みだと思ってすぐチケットを取ったので5列目センブロ良席でした

屋比久ちゃん❤️
澄んだ声が強く伸びる、歌を聴かせてくれる💕
不慮の事故によって顔に傷が残り、見た目に強い劣等感を持ち、伝道師に傷を治して貰う為に旅に出るヴァイオレット

途中出会う女性に顔が良いことが人生豊かになる訳ではないと言われても傷を無くしてきれいになる事に固執し、黒人で差別を受ける苦しみを持ちヴァイオレットに理解を示すフリック(東啓介)よりカッコよくてノリの良い白人のモンティ(立石俊樹)を選んでしまうのは25歳のヴァイオレット。

旅の終わりにヴァイオレットの気づきあり

ヤングヴァイオレットの生田志守葉ちゃん(名前の漢字何て読むのか解らない💦)
ハキハキして可愛い過ぎる💝おば(あ)ちゃんすっかり♡掴まれた〜

出色だったのがヴァイオレットの父spiさん、台詞も歌も低く響くイケボ💖歌のリズム感が最高に心地よく気分が上がる

子供ヴァイオレットと父の場面は親子の間の気まずさがあり凄く良かった。
この会話の中に成長し父の死後ヴァイオレットがどう生きてたのか想像の余地を作り手が撒いた気がし、推察した(こういうの好きです)モンティとヴァイオレットのベッドの上での会話にも。



ヴァイオレットとフリック、モンティの3人のやり取りは個人的に何か響かなかった

モンティの立石くんは美白でイケメンなので白人の軽いノリのレディキラー(死語ですワカッテマス😂)

フリックの東くんは190cmの長身で大声量で声色を操る歌は素晴らしく拍手が大きかった。

私はミュージカルでは歌が上手い人が感情の起伏を声量の強弱や声色で表現するより芝居歌、台詞、感情表現を歌でする人の方が刺さる(言ってる事共感する方いないと思うけど個人的好みです)

この作品はミュージカルよりストプレっぽい、以前はこの手の作品好きだったけど、ルパン脳になってるので今はおもちゃ箱や宝石箱をひっくり返したようなキラキラしたエンターテインメントな作品がワクワクする。その時の自分の精神状況によって変わるけど。
次回はNHK「大奥」で知った三浦透子さんの回を観ます