薬師寺vs辰吉 | アラフィーによる旅行記・スポーツ観戦・舞台観劇日記

薬師寺vs辰吉

YouTubeで、薬師寺保栄vs辰吉丈一郎を

何年ぶりだろう・・?あれ以来初めてかも?1994年12月。今月のボクマガの特集を見て、久しぶりに見たくなりました。

当時は名古屋に住んでいたんですが、なぜか観に行かず、独身寮のテレビで皆と一緒に観戦しました。
試合前から仕事が手につかず、どちらが勝つのか予想の記事ばかり読んでワクワクしていました。
11R、薬師寺の右がクリーンヒットしたときの実況アナウンサーの「効いてへん」が変なイントネーションの関西弁で、関西人ばかりの寮生皆で大爆笑した思い出があります。

前戦の防衛戦でKO勝ちした成長著しい薬師寺が有利とは思っていましたが、左ジャブで試合を支配して見事な判定勝ち。
左を制する者は世界を制す、とは、リングにかけろでよく見た言葉ですが、まさにその通りの試合でした。

薬師寺のこの後の防衛戦2試合(ゴメス、マッカラー)は観に行きましたが、全く盛り上がらず・・

辰吉の試合は、やはり97年のシリモンコン戦!大阪城ホールまで観に行きましたが、この時は、辰吉の引退試合になるかも?と思っていたので、最後だから観に行かねば!という気持ちでした。
あの時を超える感動、観客の盛り上がり・ボルテージは、未だに経験していませんね。

もし今、日本人同士の統一戦で、薬師寺vs辰吉ほどのワクワク感を持てるカードは何だろう?井上尚弥vs井岡一翔でしょうか。
早くボクシング界が平常通りになる事を願います。