第4回KODOMO俳句大賞(読売新聞2024.03.20) | 論愚阿来無の欠伸日誌(ろんぐあらいぶのあくびにっし)

論愚阿来無の欠伸日誌(ろんぐあらいぶのあくびにっし)

「小人閑居して不善を為す」日々大欠伸をしながら、暇を持て余している。どんな「不善」ができるのか、どんな「不善」を思いつくのか、少し楽しみでもある。

 アラコキ(アラウンド古稀)世代が、何に夢中になり、どんなことに違和感を覚えるのかを徒然に綴っていきたい。

第4回KODOMO俳句大賞(読売新聞2024.03.20)

【大賞】
くさもきもすずしくなあれみずでっぽう (東京都 江東区立第一亀戸小学校1年 長谷 香里 9月20日掲載)
(本人談)昨年の夏休みの朝、近所の友達4人と水鉄砲で遊びました。ビショビショになったけれど涼しくて気持ち良いなと思い、公園の草や木に水鉄砲で水をかけました。楽しかった気持ちを夏休みの宿題だった廃棄にしようと、その日の午後に作った句です。悩まずに、すぐにできました。
 俳句は小学校に入って初めて習い、作り始めました。踊り出せそうな五七五のリズム感が好きです。今では、気になる出来事は五七五にして、日記帳のように、家のカレンダーの隙間に掻いています。これからもいっぱい作って、上手になりたいです。

【準大賞】
すずめの子いなほブランコうれしそう (栃木県 宇都宮市立瑞穂野南小学校2年 田崎 朱莉彩 11月1日掲載)

重たさがママとはちがう日記買う (奈良県 香芝市立下田小学校3年 山本 珠寧 2月7日掲載)

【入選】
ぼくの次ぶらんこおすよ祖母のせて (鳥取県 鳥取大学付属小学校3年 筏津 悠 5月3日掲載)
ばらがさきおしろのようなくもひかる (千葉県 千葉市立更科小学校1年 藤本アフウラ晃 6月7日掲載)
演奏家それは立夏のしずく音 (福岡県 福岡海星女子学院付属小学校6年 八木田 瑠那 6月21日掲載)
ピンポンと枇杷の季節がこの家に (東京都 渋谷区立猿楽小学校5年 松嶋 春希 8月2日掲載)
夏休み研究するは巨石群 (東京都 文京区立駒本小学校5年 服部 明義 10月18日掲載)