広辞苑で見つけたもの・2 | 一匹狼のひとり言

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私、一匹狼が、日常を生きる中で気になることや感じたことを中心に、思いを発信していきます。

 電子辞書の逆引き広辞苑で「ろうじん」と入力して検索したら、その中に「寝たきり老人」があったという話を『広辞苑見つけたもの』 でしました。すると、松竹梅子さんから「あとの2つは、痴呆老人と惚け老人でしょうか?なんか哀しいなぁ~」というコメントをいただきました。それを受けて、予定外ですが第2弾を書くことにします。

 で、お詫びが1つ。前回、「○○ろうじん」は4つしかないと書きました。うろ覚えで書いたためです。今日の記事のために改めて検索した結果、「○○ろうじん」という言葉は6つありましたので、訂正させていただきます。

 訂正が終わったところで本題です。逆引き広辞苑での検索結果による「○○ろうじん」6つは、出てきた順番にげっかろうじん(月下老人)・じゅろうじん(寿老人)・なんきょくろうじん(南極老人)・ねたきりろうじん(寝た切り老人)・はろうじん(波浪神)・ろうじん(老人)でした。松竹梅子さん、痴呆老人と惚け老人はありませんのでご安心を。唯一「老人」ではない波浪神とは、航行中の船舶を守るという神で、人物あるいは鳥獣の形を彫刻して船首の飾りとしたものです。寿老人は言わずと知れた七福神の1人で、長寿を授けるといいます。ただ、この寿老人、実在の人だったみたいです。最初に「中国、宋の元祐(1086~1093)年中の人」という説明があります。寿老人の異称が南極老人です。

 ブログのネタで辞書には何度かお世話になってきました。そして今回も…。辞書は面白いです。これからもブログのネタとしてお目見えすることでしょう。