2年前、忘れもしない7月7日、白玉は腎不全と診断された。当時は状態も悪く、危篤状態で、3週間の命といわれた。

しかし、あれから2年、毎日の皮下点滴とセミントラのおかげでなんとか命を繋いできた。

だけど、偶然なのか、ちょうど2年たったいま、7月に白玉はまた体調を崩す。
入院して静脈点滴をしても数値が戻らない。
むしろ、悪くなっている。

嫌な予感を無視できず、
すでに決まってきたはずの覚悟を
もう一度、決めて。

これ以上の入院はもうあまり意味がないように感じたから、家に連れて帰る。

家に戻って5日目。少し元気になったような。。
ときどきカリカリをたべてくれるけど、
基本はキドナという流動食がメイン。
トイレにいくときもあるけど、
そのままトイレに篭ってしまうので、
サークルの中で眠ってもらっている。
サークルの中はペットシーツで覆い、いつでもトイレできるようにしている。

このまま悪くなるのか、
それとも回復してくれるのか。

白玉は体は弱いが
その分 生きる力がすごい。

1歳の時に頚椎の先天的異常で死にかけたが奇跡的に助かった。
腎不全も余命宣告から2年も生きている。

きっと、まだいける。
だから、別れは考えなくてもいい
そんな気持ちとはうらはらに、
こころの隅にある覚悟がちらつく。

白玉、もう少し一緒にいよう。

まだいかないで。

まだはやいよ。

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診察室に戻ると、

先生が診察台にタオルをしいてくれていた。

しばらくして、

ママさんがやってきた。

尻尾がおこっているときのように膨れていた。




ママさんに点滴がつながる。

この点滴が止まるようなことがあれば

すぐ知らせてください、と先生。



ママさんは、低いうなり声をあげていた。

大きな目は相変わらず見えていないのようだった。

ひとすら一点を見つめている。




30分。




23時10分くらいまで。

ママさんと二人っきりしてしてもらえた。




神経症がでていて、手足がピクピクする。

ママさんは落ち着かず、

いうことをきかない体を必死で動かそうと

この場から逃げようと





ママさんを腕にだっこしながら、

私はママさんの名前を何度も呼んだ











…ママさんと過ごした日々は約8年


うちにくる前は野良猫だった。


他の野良ちゃんに比べて


いつも汚れていて、みそぼらしくて


でも、遠慮深くて


ごはんをあげても


すぐ他の子に譲ってしまうような子だった。


そんなママさんが気になって、


特別、目をかけてあげていた。



そのうち、ママさんは大胆にもうちの中へ入ってくるようなった。


うちの中でごはんを食べて、


そそくさと外へ出て行った



ある時、ママさんのおなかが大きくなっていることに気がついた。


うちで産んでくれればいいのにと思い、


押し入れに段ボールを用意した。


先住猫のボス猫の天が


ママさんを良く思っていないのはわかったけど、


私はママさんにできるだけやさしくしてあげた。


ママさんがうちにいる時間が長くなった。



そして…



忘れもしない、3月31日。


ミャーミャーという心地よい音楽で


朝、目を覚ました。





押し入れから、生まれたての命の声が


部屋を満たしていた。





きっと、一生、忘れないと思う




カーテン越しのやわらかい日差し



やさしいクリーム色の朝



白玉と兄弟たちが産まれた



あんなにも、あたたかくて、幸せな朝はきっともうない



あのときから、ママさんはうちの子になった




$ロンリーペットな日々
最後の時を共に診察室で過ごしたママさん。
最初はひたすら、もがいた。
どこかへ逃げようとしていた…
とにかく話しかけた。ずっと、話しかけた。
耳は聞こえるし、なでてあげれば触感が伝わると先生が言っていたから
話しかけて、なでてあげた。
目は見えないようだったけど、
途中からママさんの目に光がもどってきたのがわかった
点滴が効いてきて、少しずつ落ち着きを取り戻していった。


$ロンリーペットな日々
鼻炎のため、私の匂いはわからないかもしれない
ママさんの頭を手のひらで包んであげる
ママさんは私の服の袖をつかんでくる
どんな恐怖の中にいるんだろう…


$ロンリーペットな日々
点滴がきいて、ずいぶんと落ち着いた。
目も少し見えているようになってきた
ママさんに話しかけ続けていると、点滴のチューブがない方の足で
私の手を握ってきた。




そして、30分がすぎた。




先生が部屋にはいってきた。





ママさんの様子を見て、


まだ、もう少しいけると言ってくれた。


先生の立ち会いのもと、


残りの時間を過ごした。


ママさんが不安にならないように、


なるべく明かるい声で話かけるよう務めたつもり…


先生には涙を見せないようにと言われたけれど、


やっぱり、止められなかった


ママさんはずいぶんと、ラクな表情になっていた


このまま、おうちに帰れそうなくらい…


点滴がちゃんと効いている


ママさんが、ママさんらしい表情で私の声を聞いていた


先生も、いまはラクな状態になっている、と言う


私がそばにいることをわかっている。としっぽを見て先生が言う。




そして、






このラクな状態のまま、





逝かせてあげよう、と






あと少しすれば、また、辛くなる






お腹がうごきはじめた





また、吐くかもしれない





…なんにも、食べていないのに、まだ、体は吐こうとするんだ…









ママさんには、このままラクになってほしい


もう、苦しまないでほしい













注射は2本







麻酔薬と、心臓を止める薬








「ママさんの目を見ていてあげてください」




ママさんの目をみつめ、ママさんに声をかけ続けた




そして、ゆっくりと、ママさんの目から光が失われていくのが、わかった…







さようなら







また、会おうね。ママさん







うちの子になってくれてありがとう







白玉を産んでくれてありがとう








もっとはやく腎不全に気づいてあげられなくて、ごめんね







2本目の注射。




「まだ、ママさんは声が聞こえますよ」




私はママさんの名前を呼び続けた















4月27日。23時30分











ママさん、天国へ旅立つ










先生が、ママさんをシャンプーしてくれる。


トリマーさんのようにうまくできないと思うけど、


キレイにしてくれる、と。



先生、ありがとう



$ロンリーペットな日々
チューブも、目やにも、鼻水も、流動食の汚れも、ぜんぶ、なくなって、
真っ白になったママさん。




…ママさんが、はじめて、うちに泊まった日を思い出した。


冬だった。ガスストーブがでていた。


その前で野良のママさんがうずくまっていた。


明らかに、具合が悪そうだった。


私は次の日に、威嚇するママさんを捕まえて、獣医さんに連れていった。


風邪が悪化していたので、少し、入院した。




ママさんは、私に甘えすぎず、


でも、離れすぎず、ずっとそんな距離で一緒にいてくれた。


腎不全になるまで、


一定の距離を私は敬意を持って、保っていたつもりだった。



でも、病気になって、


毎日、点滴が必要なったから、


ママさんを捕まえて、膝にだっこする。


嫌がると、思っていたのに、意外にもおとなしく膝の中にいた。


点滴をされることを喜んでいるかように、


膝でゴロゴロ、ゴロゴロ甘えてきた。





こんなんだったら、





もっとはやく、





甘やかせてあげたかった





どうして、病気になってから…






元気なときに、ママさんが嫌がったとしても、




無理矢理だっこして、なでなでし倒してあげればよかった




ママさんは、甘え方を知らなかっただけなのかもしれない







ごめんなさい







ママさんの気持ちをわかってあげられていなかった







でも、最後の数ヶ月、ママさんとたくさん仲良くできて本当によかった





たくさんゴロゴロいってくれて、




甘えてくれて、




私は幸せだった




ママさんも幸せだったと思いたい




$ロンリーペットな日々
お花に囲まれたママさん。










4月29日(金)午後



ママさんを、火葬します



【月曜日】

朝起きると、ママさんの吐いた後があった。
前日、ママさんが自力で食べないことを心配して、
私が欲張って流動食を増やしたことが原因だったんだと思う。

もう、規定量以上をあげないと誓う。

朝の点滴と流動食はすんなり受け入れてくれた。
でも、夜、流動食をあげると、ちょっとしてからまた吐いてしまった。

吐くと、栄養も水分も足りなくなってしまう…

腎臓の数値があがってしまう…


一時間くらい時間をあけて、
そっと、本当に、ゆっくりと、
20mlの流動食+水5mlを流し込んでみた。



お願い、吐かないでね…



…幸い、ママさんは吐かなかった。
よかった…よかった…





でも…





いままで、点滴のときは膝の中でおとなしくしている
ママさんがこの日は落ち着きなかった。
膝の中に引き止めながら急いで点滴した。
そして、ホットカーペットの上で流動食を流し込んだ。




なんだろう。違和感。




よくない方向へ向かっていることを肌で感じる。
でも、もうママさんが嫌いな病院には、なるべく、つれていきたくない。




点滴100ml×2、流動食40ml+20ml、水10ml+5ml
猫砂に残っているおしっこの量が少ないように感じた。




【火曜日】

朝、起きたら、ママさんがちょっぴりだけ吐いた後があった。
でも、量が少ないので、大丈夫。と自分に言い聞かせた。



いつもはホットカーペットの上で白玉と寄り添っているママさんが、
今日はひとりでキャリーの中にいた。



膝にだっこしても、
おとなしく点滴を受けてくれない。
キャリーの中へはいろうとするので、
キャリーの中で点滴を行う。


なにか痛がっているわけでも、


苦しがっているわけでもなさそう。


でも、違和感。


ママさんを見つめると、


ママさんもじっと見つめ返してくる。


鼻が鼻水でぐちょぐちょ。鼻炎が悪化してきていた。






夜。
膝の中にママさんを軽くおさえながら点滴。
キャリーの中で流動食。


腎不全の子は、腎臓のかわりにおしっこで老廃物を外へだす。
だから、一日に大量のおしっこをする。
そして、腎不全末期はおしっこがでなくなる。


この日、ママさんがトイレにいくのを見た。




じっと座って、



ちょろちょろ…



ちょっぴり出て、それ以上、出ない…



出てこない…



もっと出したいのか、




しばらくトイレの中で姿勢を保つママさん。






あ…





言葉にしたくない…





言葉にはしない。





言葉にする本当になってしまいそうだから。







ママさんが大好きなブラッシングをしてあげる。


ゴロゴロ、ゴロゴロ、喜んでくれた。


肉がない、骨張った体は、ブラッシングするとゴツゴツと振動する。


皮膚を傷つけないように、なるべくやさしく、何度もブラッシングしてあげる。






点滴100ml×2回、流動食40ml×2回、水10ml×2回
今日は吐かなかった。よかった。






【水曜日】

朝、ママさんは本棚の下の狭いスペースに横たわっていた。

白玉も一緒にいた。

そこからひきずりだして、膝にだっこして点滴をする。

白玉が私も!と膝の中へ乱入してくるので危なくてしょうがない。

一度、針が抜けてしまい、血がでてしまった。



ごめんね…二回刺すね…



落ち着きがなく、膝から立ち上がって、キャリーにはいってしまう。


キャリーの中で流動食をゆっくりと入れる。


胃の中に食べ物が入る違和感からか、

ときどき口でくちゃくちゃと音たてる。

その音にあわせて、流動食をあげるのをちょっと止めて、

しばらく様子みて、また少しあげる。

40ml全部いれられた。

よかった…

と肩をなでおろしていると、

ママさんがすくっと立って、

部屋のはしっこでうずくまって、

口をモゴモゴしはじめた。

おなかが上下に動きはじめた。






ニャオ…と苦しそうに鳴くと………、吐いた。





とっさに、嘔吐物を両手で受け止める。




いれたばかりの流動食…


ママさんが苦しそうに


何度も吐いた…








ぜんぶ受け止められなかった。








吐き終わると、


吐いたものの上に力なく倒れこんでしまった。


汚物まみれになるまえに、ママさんをその場から移動させる。










こんなの、はじめてだった。









いつもは吐くとすっきりした顔をするのに…




獣医さんに電話をして、相談すると、

とにかく食べさせることが大切なので、

吐き気止めを処方してくれると…。



急いでタクシーでとりにいく。





吐き気止めは、2本の点滴の合間に入れるタイプのもので、

流動食をあげる3~4時間前にあげないといけない。

このタイムラグ、結構、大変だなあ…と思いながら、

それでも、ママさんが食べてくれるなら、いいのだけど






夕方、

ちょっと外へいかないといけなかったので、

午後16時に家を出る。





ママさんを見ると、

ママさんがキャリーの中からじっと見つめていた。

さみしいような、悲しいような、つらいような、

なんともいえない表情だった。





やっぱり、いくのやめようかな





…と一瞬思った。





もう一度、ママさんの顔を見ると、


ママさんは変わらず、じっと、私を見ていた。



後髪がひかれた。


虫の知らせだったんだと思う。


あのときのママさんの顔を私は忘れないと思う。














夜、21時。










家に帰り、点滴+吐き気止めをあげるために、

ママさんがいる部屋にいく。





部屋から、ゴツ、ゴツ、と音がする。




きっと、白玉がまた、いたずらをしてるんだろう、




そう思っていた。




ドアをあけると、ママさんがドアによっかかっていた。





…え?




ドアをしめると、ドアによっかかったまま、ママさんが倒れる。


いそいで、ママさんを起こしてあげると、なぜか歩こうとする。




でも、フラフラで、千鳥足で、バランスがとれずにすぐたおれてしまう。





それでも、起き上がる。歩こうと、もがく…




目が一点をみつめていて、動かない…





目が…、見えていない…?





尾っぽが怒ったときのように、大きくふくれあがっていた。





獣医さんに電話して、状態を話すと、




「すぐにきてください」といわれた。








タクシーをひろい、広尾に向かう。

ちょうど、雨が降り出した。




病院に到着。

ママさんを預けて、10分くらいたつと、

いつも見てくれている獣医師のM先生がでてきてくれた。

今日は先生が夜間勤務だった。

先生がいてくれて、本当によかった…と思った。

先生から、ママさんの状態を聞いた。




ママさんは、

腎臓の数値があがり、

腎臓の95%以上が機能停止している。

心臓や他の臓器が障害を起こし始めている。

カリウム(毒性)の数値があがっているため、

心臓がわしづかみされているような感覚。

血を全身に押し出す力がない。

そのため、体は低酸素。

いま、ママさんは頭がガンガン痛くて

その苦しさから、壁にゴツ、ゴツと当ててしまう行動にでている。

脳に酸素がまわっていない…

意識が朦朧としている…

ママさんの体温は33度…

猫の平均体温は38度。

ママさんの体、「死」に向かっている………、と。














細かいこと、もっと、話してくれたんだけど

頭にはいってこなかった











先生はすこし躊躇しながら、

それでも、はっきりと…



「安楽死」



と言ってくれた。















ママさんは病院が嫌いだから、今夜から明日の朝まで

おうちに帰る時間をつくることができるかもしれない。

お別れを言う時間をつくることができるかもしれない。

でも、保証はできない…

途中で、発作を起こして、苦しみながら死んでしまうかもしれない。

そうなったら、病院へつれてくる時間もない…







私は前から覚悟は決めていた。

ただ、こんなにもはやく、この時がくるとは思っていなかった。

GWはママさんと過ごそう、いつもよりも一緒にいよう。

そう、考えていた。






時がきたら、どうするかは、決めていたけど、

でも、言葉にするのが、本当、辛かった

ママさんには、苦しませたくない

痛い思いをさせたくない

どんなに痛みに、苦しみに、耐えたところで

もう、治らないのだから…







もうちょっと一緒にいたい、と思うのは、

私のエゴ…







先生が30分くらいなら、時間をつくることができると言ってくれた。

点滴をして、一時的にラクにさせてあげることができると。














それが、お別れを言う時間。















私は涙をふき、外へでて、一服して気持ちを落ち着かせた。

雨がさめざめと降っていた。

空が一緒に泣いてくれているようだった。



今日もママさんが食べない。

お昼にだっこするとちょっと熱っぽかった。

お尻に体温計をいれると嫌がるから、

もう、ママさんが嫌がることはなるべくしたくなから、

途中で断念して、そのままにしてあげた。

獣医さんにママさんが自力でごはんを食べないこと、ちょっと熱っぽいことを

伝えるが、往診中のため、うまく連絡がとれなかった。

でも、嘔吐なし。

チューブからも水分をそれなりにあげているので、

腎臓の方は、大丈夫なはず。


点滴100ml×2回、流動食40ml+45ml、水10ml×2回
昼は少し熱っぽかったけど、夜は平熱になったよう。嘔吐なし。
爪研ぎで爪を研ぐ元気あり。


$ロンリーペットな日々
上:ママさん 下:白玉 ママさんはこんなにも小さくなってしまった

ロンリーペットな日々
昼間のママさん。アレルギーで目と鼻はいつもこんなかんじ。

ロンリーペットな日々
夜。白玉はすぐ膝にのる。私の膝からごはんを食べたがる。
ママさんはたべてくれないけど、点滴と流動食をあげるために膝にのせると
ゴロゴロと甘えてくる。

ロンリーペットな日々
顔をキレイにしたママさん。

ロンリーペットな日々
白玉アップ。

ロンリーペットな日々
ママさんの上に覆いかぶさる白玉。体重的に白玉の方が重い。。。
でもママさんは気にせず、ただひたすらゴロゴロいっていた。

ロンリーペットな日々
ホットカーペットで寝る二匹。

私が寝る前に、あと少し、ごはんと水をチューブから流してみようと思う。
お願い。吐かないでね。




流動食10mlと水6mlいれる。よし。吐かないでくれそう。



点滴100ml×2回、流動食40ml+45ml+10ml=合計95ml、
水10ml×2回+6ml=合計26ml
金曜日に退院したママさん。

点滴を一日200mlあげても、腎臓の数値が落ちてくれない…という状態だったため

のどから直接食道にチューブを通して、

点滴+チューブからの流動食で、腎臓のかわりに老廃物を体の外へおしっことしてだし、

尿毒症をやわらげる処置がとられました。

でも、安心できない状態です。

手術後、自分でごはんを食べなくなってしまい…

もう、ママさんの体重は2kgちょっと。

成猫としては本当にガリガリ。猫らしい丸みがなくなってきた。

なんとか、自分でごはんを食べるようになってほしいのだけど…


退院の日のママさんは

昔の野良時代を思い出させるような威嚇ぶりでした。

威嚇できるだけ元気だということもあるけれど、

私はこんなママさんが不憫で仕方ない。

獣医さんだけでなく、私までシャーシャー威嚇してきた。

長い入院でストレスがたまり、不安なんだと思う。

おうちに帰ることで少しでも心が落ち着いてくれれば。

おうちにかえったその日は、相変わらずだったけど、

次の日、つまり今日は落ち着いて、私の膝で点滴&チューブからの流動食をいれさせてくれました。

昨日の様子とうって変わって、膝の中でゴロゴロ、ゴロゴロ甘えてきて…



獣医さんには、このままだと夏まで持たないといわれている。


もしかしたら、腎不全だけではないかもしれないといわれている。
アレルギー体質だから、自分の細胞を自分の免疫機能で殺していくことがあると。
それが、腎臓で起きている可能性が大だと。
あまりに急速に悪くなりすぎている。
ただ、いまの状態ではそれを確定診断させる行為を
ママさんが耐えられる状態ではないらしい。
あくまでも憶測。どっちにしろ、できることは限られている。


どうか。娘猫の白玉と一緒に、
ママさんの残りの日々が平穏でやさしくありますように。


私には、点滴と流動食とだっこしかできないけれど、
ちょっとでも元気になってほしい。
長くなくてもいいから、落ち着いた心休まる日々を送ってほしい。


今日は、点滴100ml×2回、流動食40ml×2回、水10ml×2回
吐き気なし。順調。
私の膝で甘え、爪研ぎマットで爪研ぎする元気あり。


ロンリーペットな日々
ママさん

ロンリーペットな日々
白玉といっしょにホットマットの上でくつろぐママさん

ロンリーペットな日々
私の膝に甘えにきたママさん