人は、思わぬ潜在能力を秘めているもの。
自分の潜在能力に気付いて磨きをかけ、いつでも発揮できるようになれば、もう潜在能力ではなく実力になります。
プロスポーツの世界でも、この選手の実力はこんなものではない、なんて言われる選手も多いですが、何年経っても実力が発揮できないとなれば、それが実力なのです。
野球界でも、高校時代は凄かった、プロに入って1年、2年は活躍したけど、後は鳴かず飛ばす。
そういった選手も多いですね。
これは、実力というより、メンタルが関係しているように思います。
マスコミが囃し立てるから自分もその気になって、真剣に練習を重ねないとか、調子が悪いとも思わないでただ不運が続いていると思うとか。
プロの世界は凄まじいので、最初は結果が残せても、それは相手がまだ研究不足なだけであって、凄い選手であればあるほど、相手は研究を重ねてきます。
自分の弱点をすべて掴まれた上で、それでも結果を出す。
プロの世界とは、そういったものです。
研究されて結果が出せないのなら、それがその人の実力。
持っている能力と実力とは、まったくの別物。
私は、そう思っています。
どんな環境であれ、いかに安定したパフォーマンスを発揮するか。
それが出来る人が、真の実力者と言えるでしょう。
そして、真の実力者は、周りのおだてに乗ることはありません。
常に、自分を冷静に見つめ、優れた部分はより伸ばし、弱い部分は克服しようと努力します。
よい明日を❤