別に贅沢しなくていいから、ただ食べていければいい。
その「ただ」が、とてもしんどいです。
久し振りに、それを題材にあの人に書いてもらいました。
『平穏を保つ』
贅沢は望まない。
ただ、寝るところがあって、食べていければいい。
そう割り切ると、人生楽だと思っていた。
だが、そう甘くはなかった。
質素な衣食住でも、それなりに金がかかる。
家庭を持つと、もっと大変だ。
子供が大きくなるにつれ、費用も嵩んでいく。
俺みたいな、専門学校しか出ていない人間は特に大変だ。
零細企業にしか就職できなくて、どれだけ残業しても残業代はつかない。
そんな状況で結婚し、子供も生まれた。
職場結婚なので、そこは妻も理解がある。
だから、助かっている。
底辺を生きている俺にとって、生活は楽ではない。
しかし、底辺に生きているからこそ、現実がわかっている。
どれだけ仕事がきつかろうが、どれだけパワハラを受けようが、それが俺の血肉となって、将来に役立つと信じている。
俺は、会社や政治に頼ることはしない。
そんなものに頼っても、人生は好転しない。。
少しでも自分のスキルを上げて、なにがあっても生き延びる。
家庭を守るために、それが俺にできる唯一の方法だ。
少し、あの人の自伝的な要素が入っているみたいです。
事実、あの人は過去会社に頼ったこともなければ、政治にも頼っていません。
大手企業に勤めている人からすれば、負け犬の遠吠えのように思えるでしょうが、あの人は自分を恥じてはいません。
逆に、若い頃勉強しなかった自分をよく知っているから、恨み事を言わないという部分もあるでしょう。
生きたいように生きる。
昔はそんなことを考えていなかったそうですが、たぶん無意識でもそういう気持ちがあったのではないかと、今では言っています。
生きたいように生きて、そして食べていく。
とても難しいことだと思います。
でも、あの人はいつもストレスフリー。
「なんとなるさ」という言葉を、あの人から聞いたことはありません。
なんとかするのは、自分。
この考えしかありません。
だから、なにがあろうと、愚痴や不平や不満はいっさい口にしません。
もちろん、我慢や努力はしています。
「環境を選ぶのも自分、環境を変えるのも自分、そして環境を作るのも自分。そう思ってるから、愚痴や不平や不満なんてないよ。愚痴や不平や不満を抱くくらいなら、自分で環境を作る」
そう言ってます。
先日、異業種交流会の若いメンバーが、あの年齢であれだけ誰に対してもフラットで柔軟な考えを持っている人を初めて見たと言ってました。
誰に対してもフラットで、柔軟な考えを持つ。
これこそが、どれだけしんどくても、楽しく食べていくために必要なことかもしれませんね。
よい明日を❤