昨日は昔の仲間とランチ会で、今日はあの人とランチ。

 

ホステス時代のお客様の何人かとはたまにラインでのやり取りや、年に一度か二度ほど会うことはありますが、頻繁に会っているのはあの人だけ。

 

ラインのやり取りや、年に数度お会いする人は、お世話になった人や、今の仕事絡みです。

 

あの人とのランチは、たいていは私から誘っています。

 

疲れたときや、元気をもらいたいときにね。

 

ほんと、甘えてるな。

 

ところが今日は、あの人からお誘いがきてびっくり。

 

なにかあったのかと思いましたが、いつものように屈託のない笑顔。

 

どうやら、ここ最近の私の連絡を気にしてくれていたようです。

 

ちょっと、いろいろ嫌なことが続いて、それはあの人には言わなかったんだけど、たまにやり取りするラインの文面から異常を察したみたい。

 

鋭いね。

 

「珍しいね、そっちから誘ってくれるなんて」

「なんかあったんかと思ってな」

「なんで?」

「ここ最近、文面から苦痛が滲み出とるで」

「えっ?」

「普段、頑張るとか、頑張ろうねとか言わんやろ」

 

そういえば、ここ最近、無意識にそういう言葉を使っていたっけ。

 

「ありがとう、もう解決したからいいの」

「そうか」

 

それ以上、なにも訊こうとしない。

 

その心遣いが、たまらなく嬉しい。

 

だから、訊かれもしないのに話してしまった。

 

「そうか、ええ経験したな」

 

嫌なことをいい経験と笑い飛ばされて、私の心は軽くなりました。

 

普段は受け身なようでも、いざとなったらこうして気を遣ってくれる。

 

慰めるでもなく、聞きようによっては厳しい言葉を投げてくれる。

 

私の性格を見越した上でのことです。

 

なんで俺に相談しなかったとか責められても辛いし、済んだことを慰められてもどうしようもない。

 

私にとって、一番いい態度と答え。

 

ほんと、私という人間をわかってるね。

 

今日、私のことを気にかけてくれているのがよくわかりました。

 

私にとって、いい一日でした。

 

 

よい明日を