今日は、昨日の続き。
異業種交流会には、VCPプロセスという法則があります。
認知(visibility)
信頼(credibillty)
利益(profitabillty)
商品であれば、よいと思ったら売れるでしょうが、士業や建築系やシステム開発やコンサルタントなど、形のないものを商売にしている人は、まず相手に認知されなければいけません。
認知とは、ただ存在を知ってもらうのではなく、その人の人柄やお仕事の内容を詳しく知ってもらう。
そして、お付き合いの中で信頼される。
そうしてこそ、初めてお仕事の紹介があり、利益に繋がるということです。
初めて異業種交流会に参加する人の多くは、会員になるだけでお仕事が紹介されるものと思っています。
で、お仕事に繋がらないから、1年も経たない間に退会する。
非常にもったいない。
なぜ、会員制かということを考えてください。
会員だからお仕事を紹介してもらえるのではなく、会員で頻繁に会い、そこで人柄とお仕事を知ってもらえるように出来るから、お仕事に繋がる。
そういうことです。
どれだけ会に参加していようが、口を開けて待っているだけではお仕事には繋がりません。
まずは、他の会員の利益になるようなことをする。
会のためになることを、率先して行う。
懇親会や二次会に参加する。
そうやって、自分の認知度と信頼を高めていって、自分のお仕事に繋げます。
異業種交流会は、そういう場です。
で、BNI・守成クラブ・ニーズマッチの特徴を少し。
どれも、ネットワークビジネスは禁止しています。
ネットワークビジネスが悪いわけではなく、トラブルが多いからです。
入会して仲良くなっても、商品を売り込んだり、加入を勧めたりするのも禁止です。
発覚すれば、どの交流会でも除名です。
それ意外は、BNIは業種は問いません。
保険業、士業、建築関係の方も多くいます。
1チャプター1カテゴリー(業種)という触れ込みですが、税理士(法人)・税理士(確定申告)・税理士(相続)と、同じ業種でも特化すれば許されるチャプターが多いそうです。
法人に特化していても、同じチャプターで確定申告のメンバーがいても、確定申告の紹介を内密に受けることも多々あるみたい。
要は、その人との信頼関係。
私から言わせれば、特化に意味はなく、ただメンバー数を増やしたいだけかなと思います。
もっとも、特化でうまく回っているチャプターもあるでしょうから、なんとも言えません。
守成クラブは、理由は知りませんが、保険業は入会できません。
士業も近年までは入会できなかったみたいだけど、今は多くの支部がOKになっているそうです。
メンバーには、個人事業主や飲食関係が多いみたいです。
入会金と年会費が安いぶん、入会しやすいのでしょうね。
そして、リアルで多くは夕方から開催されているので、定例会終わりにメンバーのお店に2次会、三次会という流れもあるので、飲食や飲み屋さんの関係が多いみたいです。
BNIは、入会金や年会費が毎年のように上がっており、今はZOOMのみで、かつ自腹を切って自分の所属しているメンバーのお店に行っても成績(リファーラル)にはならないため、寝食店の加入率や更新率が下がっていると聞いています。
ニーズマッチは、保険業は幹事のみで、1メンバーとして加入することはできません。
士業もいれば、工事関係者や不動産業もいる。
あの人や、他の知り合いから聞いた話をまとめてみました。
会員制の異業種交流会に入っている人の多くは、幾つもの交流会に所属している人が多いです。
あの人も、今は1つの交流会に絞っていますが、一時期は3つの交流会に所属していました。
今度、BMSに行ってみるそうです。
それも、今所属している交流会のメンバーがそこにも入っており、興味を持ったからだそうです。
それぞれの交流会には特徴があり、また所属する支部やチャプターにも特徴があって、合う合わないがあると思います。
可能であれば、いろんな交流会に参加してみて、自分に応じた会を選ぶのがベストでしょうね。
ただ、冒頭に書いたように、短期間では見極められないし結果も出ない。
ただ定例会に参加しているだけでもあまり意味がない。
自分がどう動くのか、それが大切です。
あの人は、今月は7つの支部に参加して、そのうちの二つは横浜と東京。
後がないから、動けるだけ動いています。
認知、信頼の果てに利益がある。
私も頑張ろうっと。
よい明日を❤