自己否定って、どうして生まれるのでしょう。
私が思うに、他人と比べるからではないかと。
それも、相手のいいところばかりを見てね。
それで他人を羨ましがり、自分は駄目だとどんどん落ち込んでいく。
その羨ましがっている人も、本人はコンプレックスを抱えているかもしれません。
ホステス時代に凄く綺麗な同僚がいて、誰もが羨んでいました。
しかし、本人は自分の顔が嫌でしかたなかったそうです。
なにを贅沢なと言われるかもしれませんが、それは他人だから言えることで、本人にとっては深刻な悩みなのです。
そう、他人と比べるというのは、あくまで自分基準であって、相手のことはまったく想像していない、
極端な言い方をすれば、自分にないものをねだっているだけ。
誰しも、長所と短所を持っています。
他人のいいところばかりを見るのであれば、それを教師として自分を伸ばす方向に持っていけばいい。
あの人はああなのに、なんで自分はこうなんだろう。
ないものねだりをしたって仕方がありません。
ないものはないのです。
自分が持っているのはなにか、自分が勝っているものはなにか。
短所を補い、長所を伸ばしていけばいいのです。
完璧な人間なんていません。
自分の悪いとこばかりを憂い、他人を見て羨ましがる。
そんなことをしたところで、百害あって一利なしです。
何度も書いていますが、他人と自分を比べるほど愚かで不毛なことはありません。
よい明日を❤