人は、頼るものではなく、頼られるもの。

 

そういう存在になってこそ、頼れる人が出てくるものです。

 

なにかにつけ頼ってばかりでは、そのうち頼る人がいなくなります。

 

真に出来る人は、頼らなくても誰かが助けてくれる。

 

誰が助けてくれなくても、天が助けてくれる。

 

あの人も、天に助けられていると思います。

 

お話を聴いていると、会社を起こしてから「あれ」がなかったらの連続。

 

よく、神経と会社が持っているなと思うくらい。

 

でも、本人は頼られても頼ろうとはしない。

 

だから、人にも天にも助けられている。

 

最近は角も取れてきて、ますます柔軟な思考になっています。

 

誰しも不安で仕方ないだろうという状況でも笑っている。

 

それを言うと、「自業自得やからしゃあない」と笑って返します。

 

人間が出来ているのかなんなのか。

 

成功者や堅く生きている人から見れば馬鹿に見えるでしょうが、本人は苦しみながらも楽しんでいるみたいです。

 

まあ、いつも明日をも知れぬという状況で苦しんでいないはずはありません。

 

「死んだら楽になれる。だから、死ぬことは怖くない」

 

なにかの折に、一度だけ聞いたことがあります。

 

本心はそこなんだと思いますが、それでも愚痴も文句も恨み言も言わず、いつも笑っているのは凄い。

 

そして、商才がないながら、なんとか踏ん張っているのも凄い。

 

多分、人徳が運を引き寄せているのでしょう。

 

だからね、出来ない人も落ち込まないでください。

 

世の中にはこういう人もいるのですから 笑

 

こういうことを書いても、あの人は決して怒りません。

 

「実際、その通りやからな」と笑って済ます。

 

心中穏やかでなくても、表面上は笑って人に優しくしていれば、天が助けてくれます。

 

 

よい明日を