怒ったとき、「俺にはヤクザの知り合いがいるんや」とか、「どこそこ会社の社長と知り合いやから、お前とこの取引潰したる」とか、虎の威を借る人がいますね。

 

なんと、ちっぽけな。

 

狐ではなく、ネズミですね。

 

本当に知り合いにいるのか知りませんが、いたとしてもいい大人がみっともない。

 

「おかあちゃんに言いつけたるからな」という子供と、なんら変わりありません。

 

相手になにかしたければ、自分でしろよと思います。

 

ホステス時代、「俺の言うことをきかなかったら、知り合いのヤクザ連れてくるで」と凄んだお客様がいました。

 

私は、「どうぞご勝手に」とだけ返事。

 

そうしたら、本当に連れてきたのです。

 

呼ぶ方も呼ぶ方なら、来る方も来る方。

 

なんか、「俺のダチに偉そうな口叩いたそううやな」と凄まれましたが、多分大物ではありません。

 

どこの組か尋ねると、「〇〇組や」と、どうやと言わんばかりの答えよう。

 

そうなんだ、××さんはお元気かしら。最近お見掛けしていないので、気が向いたらお店に来るようにお伝えしておいてください。

 

××さんというのは、その組のトップクラスの人です。

 

そのヤクザさんは、青くなってさっさとお帰りになりました。

 

××さんは、黙っていたらどこかの重役さんみたいで、事実お店では貿易商を名乗り、凄く腰が低く優しい方でした。

 

私も、人伝に聴いて本当の職業を知ったくらいです。

 

それ以来、虎の威を借るネズミも来なくなりました。

 

こういやり方はあまり好きではありませんが、目には目を。

 

ホステス舐めたらあかんぜよ 笑

 

男なら、なにごとも自分でケリをつけるようにしたいですね。

 

そう生徒さんには教えています。

 

 

よい明日を