昨日、先の見えない恐怖と不安から、ぎすぎすしている人が多いと書きました。

 

常にイライラ、ちょっとしたことで人に当たる。

 

「わかってはいるんだけど、つい」

 

こういう人はましですが、「イライラして、何が悪いねん。こんな状況やのに、イライラせんほうがおかしいやろ」という人は救いようがない。

 

どんどん自分を追い込み、不幸にしていっています。

 

物や人様に八つ当たりしたところで、なにも解決するわけではありません。

 

ご本人も、溜飲が下がるかというと、多分そうでもない。

 

よけいイライラが募るだけです。

 

そして、またなにかに当たる。

 

その繰り返しで、どんどん不幸になってゆく。

 

こんな状況でも、笑顔で頑張っている人は、いっぱいいます。

 

たとえ心からの笑顔でなくても、とにかく笑顔で頑張る。

 

そういう人こそ、周りが助けてくれる。

 

先日も、さるお店でお見かけましたが、店員さんはなにも悪いことをしていないのに、随分酷いことをおっしゃってる方がいました。

 

年配者であればあるほど、傍から見ていてみっともない。

 

この人は、いったいどういう生き方をしてきたのだろう。

年輪というものが、まったく刻まれてない。

 

見かねて止めに入ったのですが、今度は私に向かって罵詈雑言。

 

ま、こういう人の対処は慣れているので、怯みもしませんが。

 

「いいお年を召しているのに、こんな公衆の面前で罪もない人に当たり散らして、みっともないとお思いになりません?」

 

大人しくなるどころか、殴られかけた 笑

 

「おっさん、いい加減にしろよな」

 

成り行きを見守っていた若い男性のグループが、間に入ってくれました。

 

さすがに、叶わないと見たのでしょう。

 

「近頃の若いもんは、年上を敬うってこと知らんのかい」

 

そう捨て台詞を残して、去っていきました。

 

まだまだ、世の中捨てたものではありません。

 

それにしても、あの年配の方、敬うという意味をご存知なのでしょうか。

 

なんだかな。

 

 

よい明日を