人は、一人では生きていけない。

 

そんなことは、誰しもわかっているはず。

 

なのに、人見知りや対人関係が苦手な人は結構います。

 

これは、どういったところに起因しているのでしょうか。

 

恥ずかしい思いをいたくない、傷つくのが嫌、気を遣うのが面倒くさい。

 

そんなところでしょうか。

 

でも、それで幸せなのでしょうか。

 

多分、それで幸せな人は少ないと思います。

 

孤独でいるより仲間といた方が楽しい、嫌われたり無関心でいられるより好かれたい。

 

誰しもがそうでしょう。

 

多くの人にとって、そうするためには多大の努力を要します。

 

生まれながらに、どんな人とも打ち解けるという人は少ない。

 

ましてや、友達関係もすですが、お仕事となると利害やなんやかやが発生し、より人間関係を複雑なものにしている。

 

そんな中で、円滑な人間関係を築かなくては、なかなか幸せになるのは難しい。

 

そんな関係を築くにはどうしたらいいですかと、よく生徒さんに相談されます。

 

「馬鹿になれ」

 

私の答えはそれ。

 

意図的に馬鹿になるのは難しい。

 

しかし、それが出来れば、円滑なコミュニケーションどころか、ある程度人を操ることもできる。

 

損して得取れという言葉がありますが、体裁を気にしたり、恰好をつけてばかりいたのでは損ばかり。

 

馬鹿になり、相手をいい気にさせてこそ、本当の意味での得を拾える。

 

「馬鹿になれ」

 

これも、私がいつも念頭に置いている心構えです。

 

 

よい明日を