「おまえ、生活に困ってへんか? 俺と寝るんやったら、小遣いやるで」

 

このところの感染者の増加で、またくだらないメールが。

 

以前書いた人はブロックしているので、今度は違う人から。

 

まったく、どいつもこいつも。

 

この人も、ホステス時代のお客様で、とある会社の社長様。

 

今は知らないけど、私が知っている頃は、結構儲けていたみたいで羽振りがよかった。

 

最近、やらせろ詐欺なんてものが流行っているそうです。

 

コロナの影響で業績が落ちて、以前のようにお金にものを言わせて夜の女を口説けない。

 

だからお金を餌にして、これまでの馴染の子に片っ端から連絡を取り、お金に困っている子がその手に乗ると、抱くだけ抱いて、「悪いが、今は金がないねん。コロナが収束して業績が戻ったら払ったるわ」というような輩が結構いるそうです。

 

どこまで下衆なんだか。

 

今日、連絡してきた人が、それかどうかは知りません。というより、どうでもいい。

 

「一億円、先に振り込んでくれたら、考えてあげてもいいよ」

 

そう返事を返すと、「おまえ、どんだけ上から目線やねん。それに、考えてあげてもいいよって、寝るつもりないんかい」

 

よく、文章を見てるな。

まんざら、馬鹿でもないみたい 笑

 

「十億先に振り込んでくれたら、確実に寝てあげるけど。ただし、三十分だけね」

 

それっきり返信がない。

 

まずは、一件落着。

 

ここ最近鳴りを潜めていた自粛警察なる者が、またぞろ姿を現してきたそうですが、こういった下衆な輩もしかりで、私の知り合いの女の子は、三日に一度はこういった連絡が入ってくるそうです。

 

己の下半身を制する者が、紳士たりえる。

 

 

よい夢を