喧嘩や殺し合いではなく、相手と刺し違える覚悟のある人って、この日本にどれだけいるのでしょう。

 

「生き恥を晒す」という言葉があります。

 

言い換えれば、みっともない生き方をしている。

 

家族のために、嫌な会社でも我慢して働いている。

自分の夢のために、定職につかず派遣やバイトをしながら夢を追い求めている。

 

これらは、みっともないとはいいません。立派です。

 

みっともないとは、自分のストレスや不安を晴らすために、家族に当たり散らし、手を上げ、匿名性をいいことに悪辣な誹謗中傷を繰り返す。

立場をよいことに、パワハラやセクハラを行う。

頑張っている人を馬鹿にする。

一生懸命尽くしてくれている医療関係者や運送業者やその家族を差別する。

宅配業者やスーパーや薬局の店員さんに毒づいたり、酷いことをする。

 

これらが、みっともない生き方。つまり、生き恥を晒しているのです。

 

まあ、これは、私の見解ですが。

 

冒頭の刺し違えるというのは、人でなくとも、コロナでもそうです。

 

なんでも刺し違える覚悟があると、みっともない生き方をしなくて済みます。

 

一番は、自分と刺し違える覚悟があるかどうか。

 

ストレスが溜まって、家族に手を上げた。

不安を払拭するために、軽い気持ちで誹謗中傷の書き込みを行う。

自分は客だと思って、店員さんに暴言を吐く。

 

こんなことをしていては、俺は、私は生きている価値がないのではないか。

もっと、自分を抑えられないか。

 

自分の甘えた心を認め、そこにメスを入れる。

 

そこまで出来れば、泰然自若、とまではいかなくても、みっともない生き方はしないで済みます。

 

そうなると、心にゆとりが出てくるから、自然と人に優しくなり、周りに尊敬され、頼りにされる。

 

何度も書いているように、自分を見つめ、悪いと思ったことは素直に認め反省し、これはいいと思ったことは恰好をつけずに取り入れるというのは、ある意味、自分と刺し違える覚悟がないと出来ないこと。

 

ま、これも私の見解ですが。

 

私は、毎日自分と刺し違えているので、心の中は傷だらけ 笑

 

で、その傷が治る度に強くなっている。

 

そんな気がします。

 

 

よい夢を