2021/09/10発売
リザーブ第105弾
インドネシア ウェスト ジャバ
INDONESIA WEST JAVA
(2021/08/13 STARBUCKS RESERVE ROASTERY TOKYO限定で登場)
地域の人々から「神々の棲むところ」と呼ばれる、ジャワ島西部の美しい自然の中で育まれた半水洗式加工法のコーヒー
香り高いタラゴンや、オールスパイス、バニラビーン、マジョールデーツを思わせる味わいとバタースコッチのような口あたりのコーヒーです。
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わたしたちがこのコーヒーが大好きな理由:
多くの島から成り立つインドネシアの中でも、ジャワ島の西部に位置する西ジャワ州のプリアンガーと呼ばれる地域から届いたこのコーヒーは、スターバックスの多くのお客様にとって、まだ体験したことのないコーヒーかもしれません。
コーヒーが大好きな皆さんに、ジャワ島のこの地域のコーヒーを久しぶりにご紹介できることを、私たちは嬉しく思います。
西ジャワ州におけるコーヒー:
・ジャワ島はインドネシアの島々の中で最も人口の多い島で、スマトラ島の南東に位置します。
・西ジャワ州の州都バンドンは、コーヒーの生産地でもあるプリアンガーという地域の中にあります。「プリアンガー」という名前の語源は、「神々の棲むところ」を意味する、現地で話されるスンダ語の「パラヒャンガン」という言葉で、西ジャワ州に連なる壮大な山々や火山を表しています。
・このプリアンガーで作られるコーヒーには、近隣の東ジャワのコーヒーとは際立った違いがあります。プリアンガーの火山性の土壌、多雨多湿で冷涼な気候などがこの違いをもたらします。
半水洗式加工法:
・西ジャワで用いられる加工法は、スマトラ島の伝統的な半水洗式加工法から強い影響を受けています。この加工法によって、非常にしっかりとしたコクとなめらかな口あたりが生まれます。
・半水洗式加工法は主にインドネシアの島々の小規模生産者たちによって行われています。湿度の高いインドネシアの環境に合わせて確立された半水洗式加工法はインドネシア諸島以外ではほとんどみることのない、独特のものです。
「このコーヒーは、ジャワ島の中でも品質の高いコーヒーの一つです。
西ジャワ州のコーヒーの味わいには、スマトラ島に由来する風味の影響が確かに感じられます。」
コーヒー クオリティー デベロップメント マネージャー
レズリー ウォルフォード
※ラベルデザイン
このカードには西ジャワ州の雄大な景色が色鮮やかに描かれています。
現地の言葉で「神々の棲むところ」と呼ばれる山の頂と、その手前にたたずむインドネシアの伝統的な家屋、そこから伸びやかに描かれた虹が豊かなジャングルの草花へと繋がり、この大地の夢のように美しい光景を表現しています。
コーヒーストーリー
ジャワ島は大きく東部、中部、西部の3つの地域に分かれています。東部では古くは16世紀から長きにわたり、大規模な農園でコーヒーが栽培されていますが、西部でコーヒーの栽培が始まったのはスマトラ島からコーヒーの木がもたらされた21世紀に入ってからのことです。
そして、西ジャワ州のプリアンガーと呼ばれる地域は、人々に「神々の棲むところ」と呼ばれる、まるで別世界のような光景が広がっています。そこでは豊富な雨量、漆黒の火山性土壌と、そこに生い茂る熱帯雨林が作り出すシェイドツリーが、コーヒー栽培にとって理想的な条件を創り出しています。涼しい気温によってコーヒーチェリーはじっくりと成熟し、タラゴンやデーツを思わせる複雑な味わいが生まれます。私たちが大好きなこのコーヒーを、誇りを持ってみなさんにお届けします。
カッピングルームからのメッセージ
スターバックスは東ジャワ州からコーヒーを調達してきた長い歴史を持っていますが、西ジャワ州のシングルオリジンコーヒーとして、初めて紹介されたのは、スターバックス リザーブ®のインドネシア ブルー ジャバでした。また、シアトルのロースタリーがオープンした時に提供されたパンテオン ブレンド®のブレンドの一部としてもこのコーヒーが使用されていました。この地域の生産者たちの、品質に対する誇りと献身が、味わいの中にはっきりと感じられます。年を追うごとに品質が向上し続ける、この西ジャワ州のコーヒーをみなさんと一緒に楽しめることを、とても嬉しく思います!
