2019/01/28発売
リザーブ第75弾
ECUADOR EL AHUACA
エクアドル エル アウアカ
「アウアカ ヒルズ」とも呼ばれる壮大な山、セロ エル アウアカは、この地域で育てられるコーヒーに、新鮮な空気、豊富な栄養分、そして水をもたらします。
エクアドルのコーヒー:
エクアドルの隣国のコロンビアやペルーは上質なコーヒーの生産国として知られていますが、現在エクアドルで生産されているコーヒーの多くはロブスタ種です。エクアドルはスペシャルティコーヒーの生産国としては今後の成長が期待されています。
エクアドル エル アウアカが育つロハ県をはじめとして、エクアドルには標高の高さ、豊かな土壌、季節の変化といった高品質なスペシャルティコーヒーの生産地に求められる要素を兼ね備えた地域が存在しています。
エクアドルで栽培が盛んなアラビカ種にはカトゥーラ種、ティピカ種、ブルボン種などがあり、エクアドル エル アウアカにも使用されています。
エクアドルのロハ県と、セロ エル アウアカ:
エクアドル エル アウアカは、エクアドルの南側の国境に隣接するロハ県で生産されたコーヒーです。
ロハ県は、地球を南北の半球に分ける赤道のほぼ直下にあります。この地理的な特徴と高い標高により、ロハ県では乾季と雨季がはっきりと分かれています。
セロ エル アウアカから流れ出す大小の河川は、コーヒーの栽培と水洗式加工に必要な水をもたらす重要な存在です。
完熟したチェリーだけを選別した収穫や、ウェットミルでの加工、そしてパーチメントを均等に乾燥させるためのパティオでの長時間の乾燥、これらいくつもの工程を丁寧に行うことによって、エクアドル エル アウアカに素晴らしい味わいがもたらされます。
※ラベルデザイン
このデザインは、セロ エル アウアカ周辺の土地の特性を象徴する「調和」から着想を得ています。この土地に暮らす動物や植物、気候や土地が繋がり、一体となる様子が鮮やかな色使いと躍動的な形で表現されています。
コーヒーストーリー
エクアドルのロハ県には、二つの頂を持った緑の山が雄大にそびえ立っています。苔や木々に覆われたセロ エル アウアカは、この土地の「肺」と例えられ、乾季、雨季を通して地域の住民の生活を支えます。セロ エル アウアカが蓄えた雨水が、この地域特有の神秘的な動物たちやコーヒーの栽培に欠かせない河川となり、潤いをもたらしています。この地域のコーヒー生産者は小規模で収穫量も決して多くありません。しかし、品質という面において、ロハ県の生産者たちは名声を得ています。ロハ県の熟練した生産者たちのコーヒー栽培への豊富な知識と、この土地との調和が、エクアドル エル アウアカの風味に表れています。
エクアドル エル アウアカは、ロハ県のプヤンゴとカルバスという地域で作られています。この地域の生産者はその多くが50歳以上です。何十年もの間、経験豊かな生産者たちの真摯な努力によって、この地域のコーヒーの品質は向上していきました。
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