2018/06/27発売
リザーブ第68弾
RWANDA MUSASA
ルワンダ ムササ
ほのかなレモンのような酸味とブラックプラムを思わせる風味が特徴のコーヒー
ルワンダのドゥクンデ カワ生産者協同組合が運営するムササ水洗式加工場で加工されたコーヒーです。
・ムササ水洗式加工場はドゥクンデ カワ生産者協同組合が最初に所有した加工場です。この生産者協同組合の名は「コーヒーを愛そう」という意味で、地域住民の生活を向上させることのできるコーヒーの力を表現したものです。
・2000年に生まれたこの生産者協同組合は、二つの生産者の団体から収穫したコーヒーを、仲介業者を介さずにまとめて加工しています。
・ムササ水洗式加工場は人々が一つになる集いの場であり、協力と信頼の象徴です。
・ムササ水洗式加工場が利用できるようになったことで、生産者はコーヒーの品質向上に集中して取り組むことができるようになっただけでなく、生産者それぞれがお互いに責任感をもって高品質のコーヒーを届けようという思いが強くなりました。このような献身的で協力的な姿勢によってコーヒーの品質がさらに向上し、地域社会の活性化と持続可能な未来に貢献しています。
・ムササ水洗式加工場の生産者の働きかけによって、スターバックスとドゥクンデ カワ生産者協同組合、ヘイファー インターナショナル(非営利団体)は協力してコーヒー生産者の支援を始めました。コーヒーを通じて自分の家族を支援してほしい、というある地元女性からの要請をきっかけに、スターバックスとヘイファー インターナショナルはムササ水洗式加工場と共に生産者に対し、たい肥の原料をもたらす牛を寄付しています。
・生産者に初めて牛が寄付された2010年以来、土壌に与える肥料が増え、コーヒーの出来高は2倍以上になりました。収入が増えた分、ムササ水洗式加工場への再投資も増えたため、コーヒーの品質改善への投資が地域社会を豊かにする、という好循環が生まれています。
・さらに、水源や地域の教育施設の改善にも投資ができるようになったことで、コーヒーは地域づくりにより多様に貢献できるようになりました。
・今やこの地域にとって大切な習慣となった一連の取り組みは、コーヒーの栽培を通して人々が繋がることで地域社会をより強く、より良いものにすることのできるという、象徴的なものととなっています。
・この地方の美しい景色はムササ水洗式加工場とそのストーリーにとって素晴らしい背景となっています。ムササ水洗式加工場は丘の斜面にあるため、周りの山々を眺めながら、コーヒーチェリーを加工する作業をすることができます。
※ラベルデザイン
ラベルのデザインはムササ水洗式加工場をモチーフとしたものです。そこにはさまざまな人々が集い、共に作業することで地域の住民の強い繋がりが生まれる場です。ラベルのデザインでは、この水洗式加工場で人々がチームとして一体となって作業している様子が表現されています。縦横に行き交う直線により人々が手際よく作業する動きを、横に並んでいる点により加工されるコーヒー豆を表現しています。また、大きく開かれた目は、生産者たちがそれぞれに責任をもって、お互いの仕事ぶりに注目し合いながら最高のコーヒーづくりを目指そうという意識と、ムササ水洗式加工場の重要な役割でもある地域の絆づくりに向けたたゆまぬ努力という、コーヒーが加工される過程でとても大切な部分を表現したものです。
ウェットミルまたは工場とも呼ばれることもあるコーヒーの水洗式加工場では、コーヒーチェリーからコーヒー豆を取り出す作業が行われています。これはコーヒーの風味に大きな影響を与えるとても大切な工程です。しかし、ムササでは水洗式加工場はもっと大きな意味を持っています。ルワンダのコーヒー生産者にとって、ムササ水洗式加工場は人々が一つになる集いの場であり、協力と信頼の象徴なのです。一人ひとりが最高品質のコーヒー豆を届けたい、という思いから、生産者たちはお互いに責任感を持って仕事に取り組んでいます。このような思いで人々は結束し、地域社会をさらに強くし、持続可能な未来を協力しながらつくっています。今シーズン収穫された、レモンとブラックプラムを思わせる風味が特徴のコーヒーを、敬意をこめてお届けします。
http://www.starbucks.co.jp/beans/reserve/4524785324091