イギリスでの刑事事件の被害者へのサポートについて - イギリスのシステム編 | イギリス発!未来の潜在意識を書き換えて10年後20年後もずっとポジティブなあなたになれる! 英国式未来ヒプノアカデミー

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こんにちは。
ロンドンでヒプノセラピストをしているYukaです。

今日は英国のドライビングライセンスが5月に切れてしまうので、更新のため申請書を書き写真も撮って送る用意をした後に、いつものポストオフィスに行ったら。。。。
Temporary Closedになっている。。。近所には歩いていけれるポストオフィスは3件は最低あるので全部歩いて回り、全部たどり着いたら同じサインがドアに。。。
結局IBMが開いていてくれたので、無事に送ることができました。
今日はポストオフィス巡りで運動不足解消できたかな?









以前National Galleryの記事と一緒にイギリスでの刑事事件の被害者へのサポートについて少しだけ書いた記事の続編です。

以前の記事
https://ameblo.jp/londontherapy/entry-12580766607.html



先週に職場へイギリスの警察よりコロナウィルスの問題でお店や色々な場所での暴行や暴言が起こり得るので「スタッフが暴力や暴言の被害者にならないように。なってしまった際にするべき注意点などを記載した手紙が送られてきました。
イギリスでは、そんなに事件は行っていないですが、数件アジア人がターゲットになっている嫌がらせがあるのは悲しいかな事実です。
大多数の住民はそんな無知で礼儀知らずの行動をすることはないのですが。。。
こういった事件は本当に少数なので、誤解のないように。


また、暴行、暴言といった問題はコロナに限ったことではありません。
いつでもどこでもありうることです。

もし、こういった問題にあった際にはどうしたらよいでしょうか?








必ず躊躇せず警察に行きましょう。
レポートしてください。
面倒かもしれませんが、レポートすることは大切です。
また、暴力があった際には絶対です!
そしてレポートをした際にもらえるCrimeNumberをずっとキープしておきましょう。
レポートした際には、必ず警察から口頭またはあとから送られてくる手紙の中に「必要ならばVictim Supportでカウンセリングなどのサポートが得られるので連絡してください」といわれます。口頭で言われた際に「YES」といった方には警察からVictim Supportに連絡があり、Victim Supportより被害者の方に連絡いたします。
警察で警官に直接「Yes」といえなかった方には、警察から送られてくる手紙で必要ならばVictim Supportコンタクトして、と書かれているのでご自分から連絡していただくこととなります。

警察も勝手に個人情報をVictim Supportに渡すわけにはいかないので、必ず本人が同意した方のみのリストがVictim Supportに警察から送られてきます。
この段階で 警察に「Yes]といわなかった方の中にはVictim Supportがサポートしてくれるなんて知らなかった!という残念な問題(というか課題というか)が起こります。

警察にVictim Supportに連絡しても良いかどうかの同意を求められるときは 前にも言った通り事件があって事件を警察へレポートしたすぐ後です。
事件の後ってみんな動揺したりショック状態になっていますよね。
レポートすることが精いっぱいで 警察が話していることはあまり耳に入ってこない、耳に入ってきたとしても気が動転していて判断ができない、という状態になっていると思います。また、Victim Supportという言葉も初めて聞く人も多いでしょう。
事件後は自分で解決できると思っている方もいらっしゃいます。
事件レポート後に警察からVictim Supportに連絡をいらない、と答えた方、あとで考えると答えた方は警察から送られてくる手紙を最後まで読んでくださるとVictim Supportへ必要なら連絡してサポートを受けるように、と記載してあるのですが、大体の方は最初のほうだけを見ているか、または必要と感じた時に連絡してみようといって忘れてしまう、という傾向となりがちです。 そのため、知らなかった、となってしまうのです。
本当はあとからでも再度確認することができるといいのですが、とても人数が多いので なかなか難しいのです。。。。



あるロンドンの地域で若年層の被害者のサポートができるシステムを作っていた際に
自治体、警察、Mental Healthのグループなどその地域にあるサポートに関係しているグループが集まりワークショップ的なイベントをしたことがあります。
これだけのサポートグループがあなたの地域にはありますよ、と住民に紹介できるし、どんな活動をしているのか紹介できるというもの。
その際にも、やはり以前被害者であったことのある方が参加していて警察の方がスピーチしていた際にVictim Supportのサポートのことが話に出た際に「知らなかった!」という声が聴かれました。


Victim Supportは学校にも話をしに出かけたり、テレビにも出たり警察にも被害者の気持ちや対応についてレクチャーを行ったりできるだけ住民の方に知ってもらえるように出かけて話をしたりするのですが 残念ながら行き届かないという問題が何年も課題としてあるのです。実際に被害者にならないとなかなか気に留めることはないでしょうし、何もない平穏な暮らしの中では他人事のように思っていて耳に入ってこないのかもしれません。何かもっといい方法は。。。?と模索していたのですが、実際サポートをしている被害者の数も多いので、なかなか。。。。なのかもしれません。







では警察にVictim Supportからのサポートを得たい、「Yes」といった方々はどんなサービスが受けられるのでしょうか?


こちらについては次回書きたいと思います。
興味がありましたら、読んでみてくださいね。