高知龍馬マラソン2017 出走報告 | (帰ってきた)ロンドンを走るオヤジのブログ!

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ご縁あり4.5年ぶりにイギリスに戻ってきました。ランを中心に気が向くまま、当地での生活を綴ります。

2月19日に開催・出走した高知龍馬マラソン2017の出走報告を写真を中心に手短にどうぞ。

 

 

高知龍馬マラソン出走は4回目(4年連続)となるが、今年初めてデジカメ持参で走った。 9:00となり、一万人のランナーと一緒に、高知城前をスタートした。 天候はご覧の通り、快晴。本日の目標タイムは、サブ3.5。 体重管理に失敗し、かなり重い状態なので、サブ3.5はかなり高いハードルだ。

 

 

高知城前を出発したコースは、はりまや橋を過ぎ、国道32号(南国バイパス)を東進する。 風も殆どなく、また気温も適度に寒くて、コンディションは良い。 そのおかげで最初の5KMのペースは4′55″と、サブ3.5ペースを維持して走れた。

 

 

コースは潮見台団地前(凡そ8KM地点)を右折したら、土佐湾目指して5KMばかり南進するが、途中に二つの短いトンネルを通過する。 その二つ目のトンネルの名前は「蛸(タコ)の森トンネル」。 走った後で知ったが、このトンネルの上には、戦国時代に長宗我部氏と戦い滅亡した下田氏の山城「蛸の森城」があったらしい。 5-10KMのペースは4′52″と依然サブ3.5ペース維持。

 

 

「蛸の森トンネル」を抜けると、黒潮ラインまで約2KM、ほぼまっすぐ伸びた道路を走る。 土佐湾が近い。10-15KMのペースは4′45″と順調。

 

 

18KM地点の三里地区を通過した。 進行方向左手に、コース最難関の「浦戸大橋」が見えてきた。

 

 

浦戸大橋は、何度走っても、きつい。 きついながらも、15-20KMのペースは4′52″と粘った。 きつかった登りも、頂上が間近に見えてきた。

 

 

頂上に到着。 プチ達成感に満たされつつ、後ろを振り返ってパチリ。

 

 

ピークを過ぎて1キロほど続く下り坂は抑え気味に走る、、、つもりだったが眼前に展開してくる太平洋の眺望を見たら、興奮と脳内アドレナリンの噴出を抑えがたく、気が付いたら走りMaxに!

 

 

ご覧ください、黒潮ラインの絶景ポイント、花街道の眺望を!

 

 

高知龍馬マラソンの魅力は、折り返し部分も含めて全長17キロ(推定)ほども続く、沿岸コースから見える雄大な土佐湾のこの眺望だと思う。 青い空、青い海って、いかにも高知らしい。 20-25KMのペースは4′57″。疲れの色が見え始め、黄色信号?

 

 

仁淀川河口大橋を越えた辺りで、よさこい踊りで応援を頂いた。25-30KMのペースは4′53″と少し持ち直した。

 

 

31KM過ぎの折り返し地点では、地元の方の熱烈な応援を頂き、走り続けた。 背中が押される感じがしてほんと、これは有難く、嬉しい。

 

 

折り返して、二度目(復路)の仁淀川大橋を渡る。 天気が良いので、右手のずっとずっと先の方には室戸岬(多分)が遠望できた。 30-35KMのペースは4′52″と粘りの走りができた。

 

 

コースは、37KM付近で左に折れ、ゴールの春野総合運動公園まで北進する。 35-40KMのペースは5′6″とついに5分台まで落ちてしまったが、ここからが勝負。この区間で、とうとう3.5時間のペースランナーに追いつかれ、追い抜かれた。 このペースランナーの方は、率いるランナー達に、良いタイミングで的確なアドバイスとともに、元気づける言葉を沢山ン掛けてくれていた。 かくいう私も、折れそうになったメンタルに、このリーダーから頂いた励ましの言葉でどれだけ勇気を頂いたことだろう。   

 

 

3.5時間のリーダー有難う! 素晴らしいサポートに感謝です。

 

 

40KMからの残り2.195のペースは、最後の激坂もあり、5′17″まで落ちたが、何とかサブ3.5でゴールまで到達できた。

 

 

ゴールの先では、龍馬さんたちのお出迎えが待ってました。

 

 

ネットタイムは、3:27:39。 今の自分の体の状態を考えると、上出来でした。

 

今年で5回目の開催となる高知龍馬マラソンは、年々参加ランナーが増え、今回は初めて1万人を超えたそうだ。 出走したランナーの半分が県外からの参加者とのことで、皆さんが、高知の魅力を感じて走って頂けとしたら嬉しい。

 

 

(終わり)