先週出走した「第三回筑波連山天空ロード&トレイルランinいしおか大会」ミドル(48K)の出走報告を写真を中心に手短に。 8/28(日)天候は曇り、気温25度。 05:05に会場の石岡市八郷総合支所をスタートした。ミドル(48K)の部は、約250名が出走(登録ベース)。
今回私が走ったミドルの部は、西に筑波山、東に霞ヶ浦を望む歴史の里、茨城県石岡市のロードを20KM走った後、石岡、笠間、桜川の三市にまたがる里山トレイルを28KM走るコース設定となっている。 序盤のロード区間は、ご覧のように、のどかな田舎風景の中を走るのであるが、どこか郷愁を感じてイイね。
今年は台風の当たり年で、今大会の直前に通過した台風の爪痕がコース上にも残されていた。 自然の猛威を感じながら、倒れている巨木は、跨いだり、くぐったり、横に避けつつ前進していく。
トレイル区間にある4つのピーク(吾国山、燕山、加波山、足尾山)は、低山の里山だが、小刻みにアップダウンが続くので、それなりにタフで、登りごたえがあった。 今日は、曇り空で気温があまり高くないので助かった。
コースのハイライトは、35KM地点にある加波山(標高709M)。加波山は、石岡市と桜川市の境に位置し、昔から筑波山と並んで山岳信仰の対象となってきたそうだ。
霊場である加波山の山中には、社や祠が点在しており、なんと737もの神々が祀られているんだと。下の写真は、加波山神社(左)と、頂上付近にあるタバコ神社(右)。 タバコ神社には、JTの社長さんが毎年お参りに来るとか、来ないとかいう話を昨年大会で、この場所で出会ったランナーから聞いた事思い出した。 まあ、大昔に禁煙した私には、余りご利益がなさそうかも。
加波山には、巨石、奇岩も多くあり、下の写真の様な巨岩の間をくぐり抜けて前に進んだ。
つくば連山には、風力発電の装置が沢山設置されており、コース上にも一カ所、その直下を通り抜ける設定となっている。
また、コース上には、パラグライダーの基地があり、この日も、多くの機体が丸山(多分)頂上付近で、離陸のタイミングを待っていた。
丸山頂上で少し立ち止まり、西側方向を望むと、桜川市、石岡市の田園風景の良い眺望が得られた。
今日のレースは、5:50:43でゴールした。同じミドルを走った、一昨年と比べて、10分ほどタイムを短縮できたが、これは、前半のロード区間を、キロ6分程度でゆっくりしたペースで入ったのが奏功し、足が終盤までもったことが原因だと思う。 今年も、コース所のエイドには、丁度この時期旬を迎えた地元産の果物(梨、ぶどう)がふんだんに準備され、ランナーに供されていた。
参加賞のTシャツ(前後)。 今年は、前々、前年と比べて、少し趣が変わった印象だが、背中側のつくば連山のイラストは、今日コース上で見かけた風力発電装置や、パラグライダーが描かれており、良いデザインだと思った。書かれた漢字は、上から順に「登」、「励」、そして最後は、ん・・・なんだろうか? 分らん(涙)
土産に買って帰った石岡産の野菜(なす、みょうが)で奥さんに作って貰った料理を肴に、茨城県の地酒で、完走を祝して一杯!
今年で、三年連続、三度目の出走となった「筑波連山天空ロード&トレイルランinいしおか大会」。特に今年は、直前の台風で開催が心配されたが、聞くところによると、主催者の方が、台風通過後、コースに入り、倒木をチェーンソーで切るなどの整備と安全確認をして頂き、開催に漕ぎ着けたそうだ。 頭が下がる話で、お陰様で今年も、大変素晴らしい大会を気持ちよく完走させて頂いた。
(終わり)