お父さんお母さん、今朝は6時に家を出て、列車でマーケットに行ってきました。
お父さんとお母さんが昔ロンドンに来た時に一緒にいったマーケットですけど、移転して新しくなってます。
新しくなったのは、パンデミック前だったと思いますが、久しぶりにきました。
5,6年ぶり?!
MI6のあるVauxhallの駅から歩いて20分の場所。
殺風景な場所ですが、、
ここが移転後に新しくなったロンドンのマーケットです!
お花以外にも青果等もあるようで。
お花の方は、業者ではなくても私のような一般人も自由に入って買い物ができます!
駐車場には、ロンドンの大手の花屋さんのVanが一杯でした!
マーケットの中はこんな感じ。
7時半過ぎですが、朝4時から営業しているので、半分は終わっています。。。
月~土は、午前4時から10時まで営業しているよう。
こんな感じでブロックごとに業者が入っているので、それぞれ微妙に値段も扱っているお花も異なるため、まず全部を一回見回ってから2回目・3回目とさらにまわって購入をきめます。
今回も大体イメージしていったつもりですが、やはりマーケットに来ると、あまりにも美しいお花がたくさんあるので、予定が未定になり、結局、こちらを購入して帰りました。
全部で9種類のお花。
友人の希望は、オレンジがメインでセリースもということで、こちら。
オレンジとセリースのモノクロマティックにしました。
家に帰ってすぐ、コンディショニング。
しっかり数時間水揚げします。
そして完成させました。
小さいの二つは、サプライズで娘さんたちへのギフト用に。
亡ご主人のお庭に育っていた緑をしっかり使いました。
大きなアレンジメントは、棺用。
そして、その後は、友人が自宅に持って帰って飾る予定です。
直径60cmほどの丸いアレンジメントにしました。
セリース色のイングリッシュローズがあまりにも美しかったので、購入せずにはいられませんでした。
でも、インパクトが強くて、メインはオレンジなので、バランスをとるために、Sanguisorba サングイソーバを選びました。
色合いが似ているので、ちょうどよいです♪
ニゲラのふくらみ、ヒービーの葉、タイムの小花すべての存在を最大に生かします。
オレンジ系のバラは、オレンジと言ってもいろいろなオレンジがあるので、そのおもしろさを表現しました。
あと、イギリスの夏のお花、Delphinium デルフィニウムも。
こちらは、薄いピンク系で。
オレンジの小花は、Asclepias アスクリピアス。
そしてオレンジのカラーリリーも。
あちこちに、ジャスミンの葉もアレンジ。
オレンジとセリースで明るい色合い。
カラーリリーも見事です♪
カラーリリーの横にあるのは、南天の花のつぼみ。
生前ご主人と直接、葬儀の花について話した時、
「葬儀の後に、家に持って帰ってその後、〇〇子(友人の名前)を元気づけて楽しめるもの」
と話していました。
なので、こだわりは、普段友人があまり見たことのない品種のお花も選びました。
Sanguisorbaや、このセリースのイングリッシュローズ、デルフィニウム等、なかなか自分で買えるお花ではないので。
そしてさらにめずらしいのは、このラナンキュラス。
季節外れなので、高額だったのですが、小ぶりでめずらしいのと、色合いが濃いオレンジなので、ちょうどよいと思って購入しました。
明日はこちらを全部お届けします。
あと、朝一番に、髪飾り等も作る予定です。
結婚式ではないんですが、葬儀には亡ご主人がオレンジ色が大好きだったので、参列者はみんな何かしらオレンジ色を身に着けていくことになっています。
なので、友人やおじょうさんのためにお花で飾りも作ってあげようとおもっています。
マーケットに行くと、めずらしいお花も一杯で、一瞬頭が真っ白になるんですが、冷静になって無事希望通りのお花が購入できてよかったです。
9種類は、
バラ:オレンジ&アプリコット&セリース色の3種類
スプレーローズ
デルフィニウム
アスクリピアス
サングイソーバ
カラリリー
ラナンキュラス
の9種類。どれも形・サイズ・色合いが異なるものばかりを選んでいます。
緑は、、、、、
ざっと見ても、10種類以上使っています。
イギリスらしい緑豊かなデザインになったと思っています。
そして亡ご主人の希望通りのものを作れたと思うので、私もとてもうれしいです。
久しぶりにマーケットに行って、やっぱり大量のお花を直接見ると刺激もあって、またフローリストの仕事もがんばろうと思えました。
お父さんお母さん、ブログをご覧の皆さんもよい水曜日を