18.June レストランのお花 | イギリス時間~花と緑とおいしいキッチン~

イギリス時間~花と緑とおいしいキッチン~

+++++住めば都、イギリスライフあれこれ+++++


イギリスでフローリストを楽しんでいるアラフィフ日記です

お父さんお母さん、今朝仕事に行く前に電話したのですが、つながらなかったので明日また電話します。

 

そうそう、先日ロンドンで素敵なフローラルデザインを見ました。

 

造花ではなく、全部ほんもの。バスケットの使い方がとってもおしゃれ。

 

こういう飾り方もあるのですね。

素敵なアイディアで、バスケット一つ一つの角度がまた見事としか言いようがありません。

 

日本人的感覚だと、きれいに整然と並べてしまいそうなので、なおさら「お見事」と思いました。

 

すばらしいセンス!

 

 

昨日は娘っちの学校がお休みだったので、朝からおいしい(カロリー高い!)パンケーキを作ってくれました。

 

先日、ロンドンで食べたオレオのクレープがおいしかったので、そのアレンジ。

 

オレオのクランなテキスチャーが最高にまたおいしい♪

 

 

 

実は隔週でレストランのお花を担当しています。

テーブル用の小瓶アレンジメント11本と、シェフの近く用の低めのアレンジメントの合計12点。

その週の担当者が自由にデザインできます。

 

いつもあわただしい中、作ってすぐ配達されるので写真を撮る時間がないのですが、今日はめずらしく時間がありました。

 

毎回もちろん違うデザインと花材を使っています。

 

使ったものは毎週きちんと記録しているので、フローリスト同士でかぶらないようにデザイン。

 

 

モダンブリティッシュの高級レストランなのですが、花器をお皿にみたてて、今日はお料理のように。

 

お箸も添えてあります(笑

 

オアシスをつかっているものの、オアシスの側面全部にアスピディストラの葉に動きをつけながら、オアシスが見えないように工夫。

 

 

アスパラガスの葉でさらに動きをだしました。

 

 

お花は紫系のモノクロマティック系の色合いで。

 

シスル、クレマティス、アガパンサス、リモなど。

 

 

ビクトリアンポーズィのように、外側にシスル、リモ、その内側に、クレマティス、中央はアガパンサス。

 

 

クレマティスの葉もしっかり利用しています。

 

 

 

 

アガパンサスは、6本使用しており、大きなお花のようにまとめてアレンジ。

 

 

レストランのお花は、1週間交代なので、その間、できるだけお花が美しく保てるように工夫しなくてはなりません。

 

アガパンサスもまとめてアレンジすれば、ちょっとぐらい枯れてもめだたないですからね♪

 

 

毎回、全く違うデザインにしているのですが、私のデザイン、とっても気に入ってもらっているようで、いつも素敵なフィードバックをレストラン側からいただいております。

 

 

お父さんお母さん、ブログをご覧の皆さんもよい水曜日を