26.Jan 明日の準備 | イギリス時間~花と緑とおいしいキッチン~

イギリス時間~花と緑とおいしいキッチン~

+++++住めば都、イギリスライフあれこれ+++++


イギリスでフローリストを楽しんでいるアラフィフ日記です

お父さんお母さん、日曜日に電話します!

 

娘っちが、お友達の家に呼ばれたら、呼び返すのが普通ということで、前々からトルコ人のお友達を家に呼びたいといわれておりました。

 

冬休みに娘っちが彼女のおうちに遊びに行ったのですけど、私も忙しかったので、ずっとのばしのばしになってました。💦

 

明日、お昼過ぎにお友達が来ることになっているのですが、土曜日ですし、せっかくの機会なので、夕方迎えにきてもらうときに、ご両親にうちにきてもらい、みんなで食事をすることにしました。

 

ぶうと相談した結果、「手巻き寿司=日本」っていかにもって感じなので、「焼肉」をすることにしました。

 

たぶん、焼肉のイメージはトルコ人のご家族にはないかなと。

 

買ったばかりの焼肉テーブルもありますからねウインク

 

野菜等もいろいろ焼くつもりですが、今夜はお肉をマリネして、特製焼肉用ソースを作っておきました。

 

 

「特製焼肉のたれ」は、母親が昔よく作っていたものを適当にアレンジして、ニンニク・人参・リンゴ・玉ねぎ等をすりおろして、醤油・砂糖・酒等を適当に入れてしばらく煮詰めて完成。

 

「万能たれ」でなんにでも使えます、チャーハンでも炒め物でも。

 

私は毎回たくさん作っておいて、一部冷凍保存しています。

 

お肉は今日もいつもの恐ろしいほど切れる包丁で、ちょうどよい焼肉の厚さにカットできましたスター

 

マリネ用の野菜はいつもよりも上品に、カットしておきました(笑

 

スターターにいろんな野菜やチーズを焼いて、メインは焼肉に、日本のおいしいごはん、レタス巻きにするために、レタスやつけあわせにナムル風の野菜も作ろうと思っています。

 

みんなでワイワイ焼きながら食べて飲めるのでちょうどよいかなと思っています。

 

トルコ人のご両親ですが、お母さんのほうはトルコで英語の先生だったそう。

 

旦那さんの方が英語が苦手という話を前にしていらっしゃいました。

 

トルコ人のご両親にとっても、私同様、英語は第二言語。

 

お互い同じような状況なので、いつも以上に文法とかは気にせず(笑、とにかく伝えること・理解してもらえることに集中して英語を話すようにします。

 

ただいつもふとトルコ人と聞くと思い出す出来事があります。

 

それは、私がイギリスにきて初めての仕事での出来事。

 

総合商社で、化学品部門の営業事務をしていました。

 

取引先は、トルコの会社で、日々トルコ人の担当者とメールや電話でのやりとりが主です。

 

初めてのイギリスでの仕事で、緊張気味だった私に、当時の優しい上司は、

 

「相手も英語は第二言語だから、メールでも電話でも英語は間違いを気にせず使えばいいよ~。」

 

と。

 

そして、仕事も慣れたきた頃、ある事件がおきました。

 

急ぎの用事があって、トルコ人の担当者に、「至急●●をお願いします!」といったような依頼のメールを送ったら、、、

 

トルコ人男性の上司から、のちのち、私にあるメールが送られてきました。

 

内容は、

 

「言葉遣いには気を付けなさい!」

 

と、かなりきつめのお怒りのこもったメールがきたのですゲッソリゲッソリゲッソリ

 

人から怒られることに慣れてなかったこともあり、メールを読んで衝撃を受けました💦

 

簡単にいうと、

 

「急ぎの仕事なので早急にお願いします」という私の英語の表現が、相手のトルコ人男性にとっては、「えらそうな命令」に思えたらしく、上司を通じてクレームがきたのです。

 

どんな風に書いたかもさすがに記憶はないものの、いくら私でも、メールで、

 

''Do it right now!''  今すぐやって!

 

とか書いてはないはず。単純に、

 

''Can you do it right now?''  今すぐできますか?

 

って書いたのかもしれませんけど、それが失礼な表現とは思えなかったので、困惑もしました。

 

そこで、自分がトルコ人男性宛に書いたメールを印刷して、仲良くしていた英国人スタッフに意見を聞きにいったところ、彼は、

 

「うーん、僕は別に君の表現が特別なにか『失礼』にあたるとは思えないけど、、、はてなマークはてなマークはてなマーク

 

という意見をもらって、ちょっと安堵。

 

家に帰ってからも、同様にぶうに話したら、

 

「気にしなくていいんじゃなーい。口笛

 

とさらに軽くかわされました。💦さらに日本語達者なぶうに言われたのは、、、

 

「そもそも、日本語の丁寧語は複雑だし、日本人は基本的に丁寧な人がおおいでしょ。英語は日本語の丁寧語ほど表現は複雑ではないし、イギリス人は基本的に丁寧すぎるような英語なんて普段使わないから大丈夫。

 

笑

 

「イギリス人は丁寧じゃないし、失礼な人も多い」

 

ですってチュー

 

ただそうはいっても、トルコ人男性にはひっかかるものがあったのでしょう。

 

今思うと、たぶん、その一文だけではなく、日ごろからの私とのコミュニケーションの中になにかしらかみ合わないものがあったのだろうと。その結果が、彼の上司からのクレームにつながった気がします。

 

お互い第二言語として英語を扱うため、表現も直接的なほうが伝わりやすいわけですけど、あまりにも直接的だと相手にすると、「えっ!」って思ったのかもしれません。

 

当時の私の直属の日本人上司(男性)は、ロンドン事務所には常駐してなかったので、メールと電話で上記の出来事について報告したら、、、

 

「あああぁ、そんなの全然気にしなくていいよ、はははーーー爆  笑

 

で終わって、さらに気が楽になったのを覚えています。

 

ただ私としては、申し訳なく思ったので、ちゃんと上司と担当者宛に、「謝罪のメール」を送り、電話でも担当者に、「失礼なつもりではなかった」という言い訳と謝罪を直接した記憶が残っています。

 

とはいえ、以後、私は彼に対して、毎回丁寧な英語を書くことを心がけたのは言うまでもありません。

 

Could you please...?とか、とにかく、あちこち、'please'だらけで笑

 

please さえつけておけばある意味安心。

 

ぶう曰く、「イギリス人は失礼」とはいうものの、イギリス人の一般家庭では、子供が小さい時から'Please'は徹底的に叩き込んでいる気がします。

 

たとえば、娘っちが私やぶうに、なにか頼み事をする際に、文末に'please'が抜けていると、ぶうは必ず、娘っちに'please'を言うように促します。

 

Thank you 同様、Please も常に忘れてはいけませんね。

 

振り返るとすべてよい経験です。

 

そういうのがあって、今があります。

 

お父さんお母さん、ブログをご覧の皆さんもよい週末を