【移住生活168】「君が代」を知らない娘が、マレーシアの国歌を歌う… | 家族でマレーシア移住中ブログ✈

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娘には世界を舞台に強く幸せに生きてほしい。
そして私も自分の人生を楽しみたい!
行きついたのが海外移住、しかもマレーシアへという結論。
2023年夏に、家族でクアラルンプールに来ました。

思うところあって、娘は日本でもインターナショナルスクール育ちです。

こんにちは。


月曜日。


今日は暑さがちょっとやわらいでいるような気がする、クアラルンプールです。


先週の金曜日。

娘が通うインターナショナルスクールで、ハリラヤ(ラマダン明けのお祝い)のイベントがあったので、私も行ってきました。


スクールのホールに全校生徒と来たい親が集まり、子ども達の発表を観る形式です。


全員集まり、オンタイムの12時にスタート。


なんとまず、全員起立して、マレーシアの国歌を歌いました。


前回のチャイニーズニューイヤーのイベントの際も、その前のなにかの時も、国歌斉唱はなかった気がします。


国歌斉唱といわれると、反射的に複雑な気持ちになる私。


なぜ今回だけ?

ハリラヤは、よりマレーシアの「国」的な行事なのかな?


私、初めてマレーシアの国歌を聞きましたが、メロディ的には欧米の国歌に近い感じで。


覚えやすそうで、親しみやすい、元気が出そうな歌です。

調べたら、作曲はフランス人とのこと。


英題「My country 」。

邦題「我が祖国」。


1957年にイギリスから独立した際に、国歌として定められた、らしい。


おお我が祖国よ

汝より命は生まれ出でる

協調と繁栄の中

神に祝福されし幸福の地

王は平和の中君臨する


全てマレー語でこの歌詞の国歌を、子どもたちが元気よく歌う姿を目の当たりにしました。


で、

国歌を歌う、って別に全然悪いことじゃないよな、と見ていて感じました。


独立を勝ち取ったマレーシアの歴史を、みんなで今一度確認しあい、今の平和を純粋に喜ぶ感じ。


子どもたちは、深いことは何も考えず歌ってる雰囲気ではありましたが。  

でも、それでいいんじゃない?

ごく健全な姿に見えました。


私自身、日本の公立で小学校まで育ちましたが、「君が代」をちゃんと習った記憶がありません。


たしかに、音楽の教科書の最終ページには必ず載っていました。

でも、みんなで歌ったのは、おそらく卒業式だけでは。


日の丸にしても君が代にしても、常に、微妙な存在。

なんでそういう扱いなのか。

戦争で負けたせい?

日の丸君が代は戦争の象徴だから?

そこらへんの説明をきちんと受けてきていないので、ざっくりしかわからない。

そのまま40才を超えました。

最近は、サッカーのワールドカップなんかで、若い人達が堂々と君が代を歌う姿を見て、時代は変わりつつあるのは、感じますが。


娘が、マレーシアの国歌を特に疑問もなく、みんなと一緒に歌っていて。


そういえば彼女、日本の国歌を知らないんだ、と気づきました。。


家で教えないと、日本の国歌を知る機会がないのはよくないよな…

オリンピックかサッカーの国際試合で知るかもですが。


君が代は 千代に八千代に

さざれ石のいわおとなりて

こけの蒸すまで


君の代。

君=天皇、で。

天皇の世が永遠に続いてほしい。

国民の世、ではなく?


娘にそのあたり、聞かれそう。

てか、私もちょっと疑問。

人に教える前に、まず私が勉強しないとです。


こんな機会でもないと、国歌を振り返ることなんてないので、いい機会かもしれません。