こんにちは。
8歳の娘は、クアラルンプールのインターナショナルスクールに通っています。
学校には、カンティーン(学食)があって、ランチやスナックを買うことができます。
カンティーンでランチを買ってくれれば、親も楽ですが、
結構ローカル度強めの食事が提供されているようで、娘にはまだハードルが高く。
とりあえずランチは、家で作ったお弁当を持たせています。
その代わり、スナックタイムや下校前に、飲み物は買っていて。
スクールに迎えに行くと、
『アイスミロ(こちらの子どもの定番飲み物で「マイロ」と呼ぶ)』やら
『100プラス(こちらのポカリスェット+炭酸、な味)』やらを、飲みながらゲートから出てきます。
このちょっとしたお菓子や飲み物を、友達と一緒に買う、というのが娘は楽しいようで。
確かにね。
楽しそう。
ちなみに、カンティーンは、完全キャッシュレスです。
親が、子供たちの持つIDカードに、アプリを通してお金をチャージする形。
たまに残額をチェックしてはいますが、残額が0なことに気づかないことも。
昨日も、学校が終わって迎えに行くと、娘は、安定のマイロを飲みながらゲートから出てきました。
娘「おかあさん、カンティーンで名前書かれちゃったー」
私「なんで?」
娘「お金が足りなかったから。明日はチャージしてきてねって言われた〜。」
なんと😳
私「でもそのマイロは買えたの…?」
娘「買えた。」
娘のカードには残額1.5リンギ(47円)しかなかったようですが、
カンティーンのスタッフは、3リンギ(93円)のマイロを売ってくれたようでした。
翌日、チャージされたカードから今日の不足分を引いてくれる模様。
優しいな。
子どもに、お金が足りないから売れないよ、とは言わないところがあたたかい。
40年以上、せち辛い世の中で生きてきた身としては、そのささいな優しさに感動してしまいます…
子どもに対してなので、当たり前と言えば当たり前の対応なのかもしれませんが。
こういう、学校がちゃんと善意のもとで成り立っている場所であること。
そういうところに子どもを預けられることに、すごく安心するし、感謝しています。
こういう経験を、知らないうちにいくつも積むことで、子どもたちも、困っている人に自然に優しくできるようになるのかもなあと。
そんなことを思った出来事でした。
※先日も、学校の優しさに感動した話は、こちら↓