【移住生活110】学校の優しさに、また感動した話。 | 家族でマレーシア移住中ブログ✈

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娘には世界を舞台に強く幸せに生きてほしい。
そして私も自分の人生を楽しみたい!
行きついたのが海外移住、しかもマレーシアへという結論。
2023年夏に、家族でクアラルンプールに来ました。

思うところあって、娘は日本でもインターナショナルスクール育ちです。

こんにちは。


8歳の娘は、クアラルンプールのインターナショナルスクールに通っています。


学校には、カンティーン(学食)があって、ランチやスナックを買うことができます。


カンティーンでランチを買ってくれれば、親も楽ですが、

結構ローカル度強めの食事が提供されているようで、娘にはまだハードルが高く。


とりあえずランチは、家で作ったお弁当を持たせています。


その代わり、スナックタイムや下校前に、飲み物は買っていて。


スクールに迎えに行くと、

『アイスミロ(こちらの子どもの定番飲み物で「マイロ」と呼ぶ)』やら

『100プラス(こちらのポカリスェット+炭酸、な味)』やらを、飲みながらゲートから出てきます。


このちょっとしたお菓子や飲み物を、友達と一緒に買う、というのが娘は楽しいようで。


確かにね。

楽しそう。


ちなみに、カンティーンは、完全キャッシュレスです。


親が、子供たちの持つIDカードに、アプリを通してお金をチャージする形。


たまに残額をチェックしてはいますが、残額が0なことに気づかないことも。


昨日も、学校が終わって迎えに行くと、娘は、安定のマイロを飲みながらゲートから出てきました。


娘「おかあさん、カンティーンで名前書かれちゃったー」

私「なんで?」

娘「お金が足りなかったから。明日はチャージしてきてねって言われた〜。」


なんと😳


私「でもそのマイロは買えたの…?」

娘「買えた。」


娘のカードには残額1.5リンギ(47円)しかなかったようですが、

カンティーンのスタッフは、3リンギ(93円)のマイロを売ってくれたようでした。


翌日、チャージされたカードから今日の不足分を引いてくれる模様。


優しいな。

子どもに、お金が足りないから売れないよ、とは言わないところがあたたかい。


40年以上、せち辛い世の中で生きてきた身としては、そのささいな優しさに感動してしまいます…

子どもに対してなので、当たり前と言えば当たり前の対応なのかもしれませんが。


こういう、学校がちゃんと善意のもとで成り立っている場所であること。

そういうところに子どもを預けられることに、すごく安心するし、感謝しています。


こういう経験を、知らないうちにいくつも積むことで、子どもたちも、困っている人に自然に優しくできるようになるのかもなあと。


そんなことを思った出来事でした。


※先日も、学校の優しさに感動した話は、こちら↓