赤ちゃんはお腹の中でずっとお母さんに包まれている一体感を感じていました。
そして、子宮から出る時に、お母さんとまるで「別れ」を体験したかのように「悲しみ」の感情を持ちます。
ですから、お母さんに触れてもらえて肌のぬくもりを感じられると、肌から愛情を感じられて
「ここに生まれてきてよかったんだ。」と安心できるのです。
それと同時に、「この世界はなんてストレスだらけなんだろう」。。。とショックと怒りも感じています。
子宮では全てが快適になっていたのに、寒い暑い、照明が明るい、産着を着せられ、なんだか音はするし、仰向けに寝かされてなんだか居心地がわるい。。。他
そのようにストレスを理由で泣いていることもあるのです。
「あの心地よかった子宮にもどりたいよ~」と。。。
子宮という所は、与えられるだけで後始末もしてもらえる所でした。
でも、この生まれてきた世界は、自分の足で歩み、自分の世話は自分でできる大人へと成長していく所です。
それを大人の私達が教えていきます。
「もう子宮には戻れないんだよ」ということも。
100%依存状態から始まり、時間はかかりますし、思う通りにいかないことだらけです。
その時に、お母さんの中にある赤ちゃん心(思う通りにしてよ~ 私は間違っていない! 私ばっかり~ 私のこともほめてよ~)が出てくるでしょう。
この赤ちゃん心を野放しにするか、しつけるか。。。で、育児の大変さは大きく違ってきます。
自分の中のチャイルド(赤ちゃん心)に
「思う通りにならないこともあるよ、あなたが全て正しいわけではないよ、育児はあなたの仕事だよ、誰かにほめてもらうのではなく自分で自分をほめて認めてあげようね。」
このようにチャイルドを見つけるたびに自分自身に言い聞かせることで(赤ちゃん心をしつける)、育児の大変さが軽減し、お母さん自身が真の大人に成長していかれるのです。
(赤ちゃん心は、夫婦・人間関係のトラブルの元!)
大人心に育つと育児がラクに感じられます。
お母さんの中のチャイルド達をしつけられずにワガママ放題にさせておくと、目の前の赤ちゃんも手のかかる子になっているかもしれません。
(お母さんの子ども心と我が子の関係は深いのです。)
育児が大変で苦労しているとしたら、まずは自分の中のチャイルドを見つけてしつけてみてくださいね。
一度ではきかないので何度も何度も!
皆さま、素敵な一週間をお過ごしください
少人数制のティールームのような母親教室
横浜市〈菊名・新横浜〉
Motherly lessons you can learn from a relaxing tearoom