なぜ、こんな本を買ってしまって急いで読んだのか?
その理由は……
最近の職場でのコミュニケーション問題があります 実は、上司があまりに殺人的なスケジュールをこなしているため、私もアップアップとなりました。先週は私がポカミスをし、「今日限り、懲戒解雇!」と冗談でもきつい言葉を浴びせられました。週末から実は私はブルーになっていたら、今日はすごく上司はご機嫌で「いや~、モンパルナスさんは美人だし、仕事は完璧だし、周囲にはもう有名だよ~」と…… 挙句の果てに帰宅時、「そのCOACHのバッグが、白いワンピースと実によく合っている!」なんて歯の浮くような台詞も登場 一体全体、どういうこと??? お天気がコロコロ変わります が、この年齢になれば、こちらだってオバタリアン もう、怒られても褒められても冷静に笑顔で対処しています ですが、この本を買ったということは、心が少しアドバイスを欲していたのかもしれません
以下、面白かったナメられない技を書いておきます。
会話のつなぎ目に「なぜなら」を連呼しろ → 論理的な思考の持ち主と思われる
「知識を限定」することで教養を匂わせる → 例:経済は詳しくないが、ケインズの理論なら話せます
「私は頭が悪いんです」と、先手を打つと知的に見える → 田原総一郎はいつもこれだ!!
会話に入れる数字は官公庁から得たものに限る
年賀状はメールはダメ。しかも、元旦に届くこと。全部印刷なら出すな!
目をきゅっと細めて、相手の顔を見つめる → 威厳を感じさせる
仕事で力を入れるなら「4月」にしろ
笑顔は、使い方によっては、薬にもなれば、毒にもなるという、まことに危なっかしい劇薬のようなところを持ち合わせている。「笑顔でしか勝負できない」ではダメ。「不機嫌な声」「仏頂面」を戦略的に使う。
“反論の権利”を与えない → 例:子どもが議論を吹っかけてきた時は、「大人になったら言ってくれ」
遠慮せず、「目立つ場所」に席をとる
評価の高い人に共通しているのは、出社時間が早いということだ。朝に強い人は、みなエネルギッシュに見える。
ベビーフェイスの人より、成熟した顔をしている人のほうが、その仕事に適当であると見なされ、採用されやすくなる。若者言葉を一切使わず、低い声で話そう。
上手に笑わせる技術は、大物に見せるのに役立つ。普段から面白い話題や冗談を集めておく必要がある。冗談を言って相手を笑わせれば、心理的な余裕も生まれてくる。
安い仕事をホイホイ引き受けていると、安い仕事しかまわしてもらえなくなる。
度胸の「安売り」をしているほど、ホンモノの度胸が磨かれていくのだ。
自分がした約束は、一度でも破ると、評価はゼロ。
強い人間は、病人であってはならないのだ。食後に薬を飲まなければならないとしても、そういう姿は人前で見せるべきではない。
肉体改造をすると、精神的にも強くなれる。毎日、腕立て伏せと腹筋をやろう。
人と食事をするときには、「パスタ」を注文しない
二流、三流で終わりたくないのなら、努力をすることだ。たいていの人は努力をしないから、一流になれない。
自分の視点をたえず「1ヵ月後」に設定しておく。日々の出来事ばかり考えていたら、心の余裕をなくしてしまう。
人間関係があわないからと、簡単に仕事を辞めてしまう人ほど、転職グセがつく。「ここで逃げたらダメだ」と奮起し、少なくとも3年は頑張ってみろ。
やさしい人は、実は「気弱な人」である。強気な人間になれるかどうかは、演技力によって決まる。
「ほんのちょっとの差」では、だれも尊敬してくれない。そこには圧倒的な差がなければならない。
当たり前と言えば、当たり前のことが書いてありましたが、改めて文字にしてもらうと再認識できました。但し、正直に申しますと、私は読むのは面白いのですが、これらは決して実践できませ~ん やってみたいとは思います。でも、難しいなぁ~
本書の帯には、「やさしいあなたが、ナメられるのはなぜ?」と書いてあります。基本的には、とっても優しくて善人で、今ビジネスシーンで社内外からもナメられているから悩んでいる人向けだと思います。著者は、ちょっと大袈裟に書いて煽っているかなと感じました。そこまで極端なことを提言しいと、優しいタイプの人々はほんの1ミリでも実践出来ないからでしょう