書店で平積みになっていたので、買ってしまいました。
「一億」が決め手。これが「一千万」なら皆さんも買わないでしょう
堀紘一氏は実物を見たことがあります。
あれは、「朝まで生テレビ」の収録。私は過去3回ほど実際に観覧者としてスタジオに入ったことがあります。しかも、高校3年生の春休み。初めて稼いだアルバイト代で、初めての新幹線に乗って東京に行きました。
深夜の六本木は怖かった。田舎者の私は、誰かに襲われないかとびくびくしてテレビ朝日を探した。
まだ、幼稚だった。六本木の外国人を見ると怖がった。
しかも、バカな私は議論についていけない。チンプンカンプン。でも良かったんです。私は舛添要一を見たかっただけだから。ミーハーですみません。だから実は、途中で居眠りをしてしまい、その顔がテレビに映ってしまったという過去があります。翌日家に帰り、録画したビデオを観たら、確かに私が全国放送でうとうと寝ていたんです。
最低、最悪 恥さらし
でも、そんな想い出が若かりし頃の一番楽しい記憶だったりします。
その時に、ボストン・コンサルティング・グループ社長の堀紘一氏も居て、「このおじさんが話していると心地よい」と思ったことを覚えています。しかも、「なんでそんな無名の会社に勤めているんだろう?」と本当に思っていました。今から約20年前だから、ボスコンは出来立てホヤホヤだったことでしょう。
この本は、いわゆる保守的な考えのサラリーマン向けに作られたような気がします。ベンチャーマインドばりばりの人が読んでも、大した新鮮な考えはないかもしれません。
一億円プレーヤーになるための基本条件
《大前提》何か一芸に秀でている
《基本条件①》強烈な目的意識を持っている
《基本条件②》常に原因自分論で生きている
《基本条件③》絶対に諦めない
《基本条件④》表現力が身についている
《基本条件⑤》信用がある
《基本条件⑥》真の仲間がいる
これらについてディテールが説明されています。
私はどうなのかなぁ~と考えてみましたが、やっぱり何の素養もないわ、と正直感じます。
私は、駄目だぁ~~~
しかし、堀さん、一億円は無理だって……。