この日はお仕事でイギリス最大のギフトとインテリア関連の展示会「Spring Fair」を見に、ロンドンから北西へ特急で1時間ちょっとのところにあるバーミンガムへ。
展示ホールが20個にも分かれているかなり大きな展示会でした。
通路の端から端まで見て歩くのにも遠くて一苦労!
シックな色合いが素敵なキャンドルのディスプレイや。。。
自然派のナチュラルなディスプレイまで、各ブランドの見せ方も参考になります。
千以上という出展者のなかでも、イギリスの小さなメーカーさんばかりを集めた、
「The Great British Exchange」というコーナーが面白かったです。
イギリス産にこだわったブランドを集めて紹介していました。テキスタイル、革製品、食品、陶器と様々で見応えがありました。
こちらはヨークシャーで作られているジンの会社。最近ロンドンではジンバーが沢山出来ていて、ご当地ジンが流行っています。女性にも好まれそうなカモミールフレーバーなどもありました。
イギリスと言えばウールですが、こうした展示会にも沢山の毛織物の会社が出展しています。こちらは色のコンビネーションもシックで素敵ですね。
他のイギリス人の出展者の方も話していましたが、各国のバイヤーさんもイギリス産の物を探している方が多く、素材の原産国、商品の生産国などを細かく質問されるとか。賃金の値上がり、人手不足などの理由でアジアや近隣ヨーロッパに生産業はかなり移ってしまい、イギリスでものを作る事はかなり難しくなってしまいましたが、また少しずつイギリスらしいものづくりをする新しい世代が出て来ています。
古き良きイギリスをモダンなテイストで蘇らせる、これからのイギリスもものづくりに注目して行きたいです。