デービス、ベナビデスが出る試合を含め4つの世界戦が行われたラスベガス決戦の感想。
まずはメインのデービスvsマーティン。
マーティンの試合は見たことなかったけど、試合前の評判もなかなかで、実際に立ち上がりは巧く立ち回っていた印象。ハイガードで守りつつ、鋭いカウンターを飛ばしたり、さっとサイドに回り込む動きなども速い。
しかし。
結局はデービスが当てるんだな、という形になった。
中盤辺りから、パワーの差が如実に表れたか、デービスが押し込む場面が増え、左アッパーからの左ストレートで完全KO。
ライト級ではロマやシャクールが対抗王者に君臨している。ビッグマッチが実現するか注目したいが、何よりもデービスがつまらん問題起こしてパクられないことを祈りたい。
セミのベナビデスはグボジークを相手に王座決定戦。
階級を上げた初戦でグボジークは、なかなかの選択だなと思っていたけど、試合内容は完勝。この相手にこの勝ち方ができるのはさすがだな、と感じた。
階級は重くなれば、体重幅も大きいため、ベナビデスはSミドルとの違いは感じたことだろうと思う。ビボルとベテルビエフの頂上決戦が予定されているだけに、ベナビデスの動向も注目だ。