いやぁ、見事にわての予想を外してくれた、見事な戦いぶりだった。

 

ロドリゲスvs西田の一戦、大方はロドリゲスの勝利を予想していたのではないか。

予想の段階では、ロドリゲスの合わせる右が効果的に決まり続けて、王者が押し切る展開になると思っていた。

しかし。

序盤から西田がテンポよく攻撃し、ロドリゲスは入り難そうな展開。しかも4Rには、左ボディを突き刺しダウンを奪った西田。この序盤でのリードは大きかった。

ここからロドリゲスも奮起し挽回を図るが、西田も距離を取るのではなく接近戦で真っ向勝負。

タフな試合展開になったが、打ち負けることなく西田が押し切った形となった。

バンタム最強の一角だったロドリゲスを攻略しての戴冠劇。これでバンタム級4団体のうち、3団体が日本人王者となった。

 

明後日には、バンタム級の世界戦が2試合。もし武居が取ろうものなら、4団体のベルトを日本勢が占めることになる。

再度バンタムの統一ムードが高まるばかりだ。