日々前進〜育児しながら何ができるかな♪

日々前進〜育児しながら何ができるかな♪

2010年の年末から2014年春までロンドン生活~
2014年春より日本へ生活の拠点を移しました!

2014年に長男を出産し、日々行き当たりばったりの日記です。

いつなれるか分からないウェブデザイナー目指してます。

我が家のブログへお立ち寄りいただきありがとうございますニコニコ

げるばんど家はアメリカ人の夫と私、ムーキーの三人家族です。2010年の後半に突然決まったロンドン転勤から一転、行き当たりばったりのロンドン生活を綴ってます。

“人生は楽しむ為にある”というモットーで生活してます。

ロンドンでのサバイバルライフをお伝えできたらと思います!

げるばんど家の日常 in London

コメント&ペタ大歓迎ですラブラブ

「人生何とかなると思えば、何とかなっちゃう!」

いくつになっても新しい事へ挑戦する楽しみや、日々の出会いに感謝して綴ります~☆

Amebaでブログを始めよう!
健康であることに改めて感謝せずにはいられない出来事でした。

ある日突然耳が聞こえなくなって、
「重症」と言われたことで頭の中が真っ白になりました。

1歳の手のかかる子供の育児中かつ、間もなく出産を控えていたので、
「何故!今こんな状況に陥ってしまったのしょぼん
と運を恨みました。

けれど

ピンチはチャンス

のように、この経験が私を人間として改めて色々教えてくれたことが沢山ありました。

クローバー悲観的に捉えず、前向きな気持ちで治療に挑むこと。

クローバー子育てに追われてから初めてもらった休息で、現状を客観視できたこと。2週間育児から解放されて、疲れが取れた。

クローバー人の温かみ、ご縁に感謝。

などなどあじさい


もし偶然このブログに辿りついた突発性難聴の方がいらっしゃって、
治療の方針に(入院、通院で点滴するか、薬だけの服用にするかなど)悩んでいたら
私は入院をお勧めします。私もはじめ躊躇してましたが(息子もいるし、出産間近で絶対に
できないと思った)、色んな意味で体も心もリセットできました。

体を休ませることで、体が治療に専念できるし、テレビや世間から離れて生活できたことも
回復につながったと信じてます
ニコニコ

今の健康に感謝して、健康が当たり前ではないということを改めて学びました。

この気持ちを忘れずに、子育ても頑張りたいと思います
ドキドキ
<7日目/入院2日目>
酸素マスクしながらの点滴治療(4-5時間)
高音の耳鳴りが辛い
良くも悪くもならず症状は続く。

<8日目/入院3日目>
点滴治療
入院してから初めて良く寝れた。
耳鳴りも、雑音もある。

兄家族が来て、病院のカフェに行くも
耳の雑音がひどくて、会話が困難で疲れた。。。

<9日目/入院4日目>
点滴治療
症状改善の兆しが全く見えない。。。
不安になりつつも、深呼吸してリラックスしようとしたり、
安静に過ごす。

シャワーの後のドライヤーの音などが、耳の雑音と重なり
余計聞こえづらい。。

<10日目/入院5日目>
点滴治療
病室を出ると、音が響く感じがしてきた!
先生によると耳の細胞がチューニングし出しているとのこと。

<11日目/入院6日目>
点滴治療
入院してから初めての聴力検査。
自覚では回復が感じられないが、
若干右耳の聴力が回復したが、
まだまだ退院できるレベルではないため、
入院期間が1クール(7日間)伸びた。

入院治療をしても「約1/3は治り、1/3は軽くなるが、1/3は治らない」
という入院前に言われた言葉が頭をよぎる。


<12日目/入院7日目>
妊娠37週に突入した。
いつ生まれてもおかしくない正期産。
この日は病院の好意で妊婦検診をしてくれた。
赤ちゃんは推定2800g。

点滴治療
少しづつ、聞こえが良くなっているのをなんとなく自覚できた。

実家に預けていた1歳の息子は保育園からアデノウイルスをもらい
高熱にうなされる。。。退院が延期して良かったねと周りから言われる。

<13日目/入院8日目>
2クール目に突入。
前週と同じ点滴治療を引き続き行う。

明らかに耳の聞こえが良くなっている!

<14日目/入院9日目>
臨月で入院したせいか、動いてないけど病院食で栄養が
取れているので、お腹がパンパンで寝苦しい。

耳鳴りの不快指数は下がってきている。
「ザー、ゴー」という雑音はなくなった!


<15日目/入院10日目>
この日で突発性難聴を発症してから2週間。
当初に比べたら良くなったと思う。
まだずっと話したりするのは疲れる。

<16日目/入院11日目>
耳鳴りも少し落ちついてきた。
まだ閉塞感や響く感じは抜けない。
これくらいなら、後遺症が残ってもやっていけそう!
と感じるほど。

同部屋で入院している妊婦仲間とすっかり仲良くなり
入院生活が楽しくなる。

<17日目/入院12日目>
高音の耳鳴りがなくなる。
トイレや狭い空間での閉塞感はまだ抜けず。

出産先を「こんな出産ギリギリで突発性難聴の治療をした妊婦はいないし、
ステロイド点滴治療をしているので、万が一何かあってもうちはNICUがあるし、
出産はうちの病院でした方が良いのでは?」と、産科の医師から言われる。

嬉しい反面、病院が家から車で早くても45分なので、
少し考える時間をもらった。

<18日目/入院13日目>
入院してから2回目の聴力検査。
この結果が良かろうが悪かろうが、明日退院は決まっている。
突発性難聴の入院治療は2クール以上行っても意味がないそう。

聴力検査の結果、耳が正常値に戻った!!!!!!

私の場合2クール目で一気に回復し、
ここまで回復するのも珍しいと言われた。

<19日目/退院日>
午前中点滴治療を終えて、午後退院しました!!
お産はこの病院でお世話になることに決めて、
自宅に戻る。

2週間ぶりに会う息子は2歳前にしてすっかりイヤイヤが
増して、手に負えない状態になっていた。

晴れて退院しましたが、48時間以内に産気づいて、
1時間の超スピード出産をし、再びこの病院に6日間、
今度はお産で入院するのでした。

久しぶりの更新となりますニコニコ

4月に無事に第二子も元気にするっと生まれ、1時間の超スピード安産だったのですが、
娘が生まれる2日前にギリギリ完治した重度の突発性難聴の治療&回復経過について
ブログを書きたいと思います。

私自身、病床で沢山のブログや回復された方の記事を読んでとても励まされ、
参考にさせていただいたことで、今難聴になって悩んでいる方にとって私の経験も
参考になればと思います。

突発性難聴とはある日突然片耳が聞こえなくなります。
ザーッという雑音、ピーっという耳鳴り、その名の通り、突発性の難聴なのです。
その為、このような症状が一過性だと思い込んで「いつか治るだろう」と目の前の生活を
優先してしまいがちですが、耳の治療は早期治療が回復の鍵になります。

今まで耳の病気もなければ、不調もなかった方が難聴になるケースも多いようで、
私も自分がなるまでは他人事のように思ってました。

それがある日突然なってしまうのです。。。

忘れもしない4月2日の土曜日。

<1日目>
朝起きたら突然右の耳が聞こえづらいのを感じました。
あくびでもしたら治るだろうと軽く受け止め、耳鼻科にも行かず、
そのまま家でゆっくりして過ごしていました。

午後になっても雑音のザーッという音は消えず、
土曜日だったので午後診療のある耳鼻科も家の近くになかったので
普通に過ごしてました。

夕方家族や親戚と近くの中華レストランに行き、注文する時に
すでにお店の人の声が聞き取りづらいことを実感。

片耳が聞こえないって「不便だな」と感じ始める。

<2日目>
日曜日だったのと、救急診療で耳鼻科のある病院が探せなかったので
翌日耳鼻科に行くことに。

耳鳴りも徐々にひどくなり始める。

<3日目>
近所の耳鼻科受診。
聴力検査の結果、重度の突発性難聴と診断。

医者「重度の突発性難聴だよ。今すぐ入院して治療しないとそれでも10人に1人しか
回復しないほど重症だよ。今すぐ臨月の妊婦さんを受け入れて治療してくれる病院なんてある?
とりあえず、ステロイドの薬を飲まないといけないからお産先の病院にプレドニン服用(ステロイド薬)しても大丈夫か確認して。」

と言われ、

目の前が真っ白になりました。

いきなり言われた重度の突発性難聴。
1歳9ケ月の子供がいて、36週の妊婦に「入院」という言葉、
おまけに病院も私が探せと言わんばかりの発言。

少し冷たいお医者さんの対応に泣けてきた。

急いでお産先の病院に確認して、薬の服用も大丈夫との事で服用開始。

どうやらプレドニンは膠原病や妊娠初期の流産を防ぐためにも使われている薬のようです。
今までステロイドの薬を飲んだ事もないし、赤ちゃんへの影響も考えたら心配でしたが、
子育てや出産する自信をなくすほど耳が聞こえなくなり、雑音もひどかったので
服用を決める。

<4日目>
息子の用事を済ませたりしていたので、耳鳴り、雑音あるも普通に過ごす。
この日もプレドニン服用

<5日目>
夜も寝れなくなる程、症状がひどくなってきた。
出産直前にして何故このような症状に見舞われたのかと悲観的になってしまい、
布団の中で号泣。

その時10年前に難聴になった高校の友人のことを思い出す。
彼女は看護婦だし、何か知っていることがあるかもしれないと思い
どのような治療をしたか聞いてみることにした。

この日は36週の妊婦健診。
お産先の病院でも「母体をいち早く治して」を言われ入院できる病院があるなら
治療するようにと言われた。

その時看護婦さんから「治ると信じて良い方向に考えれば幸せになれる」と励まされて
心が和んだ。

そんな時、例の友人から彼女を治療してくれた突発性難聴の専門医の先生が
現在聖マリアンナ大学西部病院にいることを教えてもらう。

その病院には大きなお産病棟もあるし、どうかと言われ、すぐに耳鼻科に行き、
紹介状を書いてもらう。

<6日目>
入院する気満々でスーツケース片手に大学病院へ。

聴力検査の結果、やはり重度の突発性難聴。
ひどい雑音で病院で名前呼ばれても気付けないほどになっていた。

妊婦ということもあり、母性病棟に入院しながら耳の治療(1日4-5時間の点滴治療)
を開始。

訳あり妊婦さんが入院する6人部屋での生活が始まる。

担当のお医者さんは、突発性難聴の専門医とはいえ、とても気さくてユーモアな
素敵な先生。

先生に言われたこと

入院中は

Chew everything(水でもなんでも飲み込む前に噛むこと)
食事は1口最低30回は噛む。
耳は触らない
深い深呼吸をしてリラックスすること。
とにかく安静。

もう少し書きたいのですが、生後1ケ月の娘がギャン泣きしているので後日。。。