久しぶりの更新となります
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4月に無事に第二子も元気にするっと生まれ、1時間の超スピード安産だったのですが、
娘が生まれる2日前にギリギリ完治した重度の突発性難聴の治療&回復経過について
ブログを書きたいと思います。
私自身、病床で沢山のブログや回復された方の記事を読んでとても励まされ、
参考にさせていただいたことで、今難聴になって悩んでいる方にとって私の経験も
参考になればと思います。
突発性難聴とはある日突然片耳が聞こえなくなります。
ザーッという雑音、ピーっという耳鳴り、その名の通り、突発性の難聴なのです。
その為、このような症状が一過性だと思い込んで「いつか治るだろう」と目の前の生活を
優先してしまいがちですが、耳の治療は早期治療が回復の鍵になります。
今まで耳の病気もなければ、不調もなかった方が難聴になるケースも多いようで、
私も自分がなるまでは他人事のように思ってました。
それがある日突然なってしまうのです。。。
忘れもしない4月2日の土曜日。
<1日目>
朝起きたら突然右の耳が聞こえづらいのを感じました。
あくびでもしたら治るだろうと軽く受け止め、耳鼻科にも行かず、
そのまま家でゆっくりして過ごしていました。
午後になっても雑音のザーッという音は消えず、
土曜日だったので午後診療のある耳鼻科も家の近くになかったので
普通に過ごしてました。
夕方家族や親戚と近くの中華レストランに行き、注文する時に
すでにお店の人の声が聞き取りづらいことを実感。
片耳が聞こえないって「不便だな」と感じ始める。
<2日目>
日曜日だったのと、救急診療で耳鼻科のある病院が探せなかったので
翌日耳鼻科に行くことに。
耳鳴りも徐々にひどくなり始める。
<3日目>
近所の耳鼻科受診。
聴力検査の結果、重度の突発性難聴と診断。
医者「重度の突発性難聴だよ。今すぐ入院して治療しないとそれでも10人に1人しか
回復しないほど重症だよ。今すぐ臨月の妊婦さんを受け入れて治療してくれる病院なんてある?
とりあえず、ステロイドの薬を飲まないといけないからお産先の病院にプレドニン服用(ステロイド薬)しても大丈夫か確認して。」
と言われ、
目の前が真っ白になりました。
いきなり言われた重度の突発性難聴。
1歳9ケ月の子供がいて、36週の妊婦に「入院」という言葉、
おまけに病院も私が探せと言わんばかりの発言。
少し冷たいお医者さんの対応に泣けてきた。
急いでお産先の病院に確認して、薬の服用も大丈夫との事で服用開始。
どうやらプレドニンは膠原病や妊娠初期の流産を防ぐためにも使われている薬のようです。
今までステロイドの薬を飲んだ事もないし、赤ちゃんへの影響も考えたら心配でしたが、
子育てや出産する自信をなくすほど耳が聞こえなくなり、雑音もひどかったので
服用を決める。
<4日目>
息子の用事を済ませたりしていたので、耳鳴り、雑音あるも普通に過ごす。
この日もプレドニン服用
<5日目>
夜も寝れなくなる程、症状がひどくなってきた。
出産直前にして何故このような症状に見舞われたのかと悲観的になってしまい、
布団の中で号泣。
その時10年前に難聴になった高校の友人のことを思い出す。
彼女は看護婦だし、何か知っていることがあるかもしれないと思い
どのような治療をしたか聞いてみることにした。
この日は36週の妊婦健診。
お産先の病院でも「母体をいち早く治して」を言われ入院できる病院があるなら
治療するようにと言われた。
その時看護婦さんから「治ると信じて良い方向に考えれば幸せになれる」と励まされて
心が和んだ。
そんな時、例の友人から彼女を治療してくれた突発性難聴の専門医の先生が
現在聖マリアンナ大学西部病院にいることを教えてもらう。
その病院には大きなお産病棟もあるし、どうかと言われ、すぐに耳鼻科に行き、
紹介状を書いてもらう。
<6日目>
入院する気満々でスーツケース片手に大学病院へ。
聴力検査の結果、やはり重度の突発性難聴。
ひどい雑音で病院で名前呼ばれても気付けないほどになっていた。
妊婦ということもあり、母性病棟に入院しながら耳の治療(1日4-5時間の点滴治療)
を開始。
訳あり妊婦さんが入院する6人部屋での生活が始まる。
担当のお医者さんは、突発性難聴の専門医とはいえ、とても気さくてユーモアな
素敵な先生。
先生に言われたこと
入院中は
Chew everything(水でもなんでも飲み込む前に噛むこと)
食事は1口最低30回は噛む。
耳は触らない
深い深呼吸をしてリラックスすること。
とにかく安静。
もう少し書きたいのですが、生後1ケ月の娘がギャン泣きしているので後日。。。