みなさまこんばんは
ロナです(moon)


今回は疫病にまつわる「天使」についてです。

妖精ではありません。
定義は様々ありますが、私は妖精と天使は異なる存在だと考えています。

 

疫病にまつわる天使はどのように人々に関わって来たのでしょうか。



ペストが流行した14世紀のヨーロッパ。

実態のない未知の恐怖でもあった疫病に基づき、教会壁画には天使が描かれました。

 

何故かというと「本当に信仰を貫くのならばひたすら神に祈る生活を送るべきだ」というメッセージを伝えるためです。

 

(ピサ、カンポサントのフレスコ画 「死の凱旋」)

 

 

 

その一つが「ペストの天使」。

ローマを中心にヨーロッパ全域で広まったその存在は、甲冑を纏った姿で、シャープで小さな青い翼を背負った姿をしています。

その性格はまさに天使の厳格で忠実。

悪と戦う戦士的な役割を担い、天罰としてのペストを人の元に運ぶことを役割とする天使でした。

なぜペストを運ぶかというと、当時のキリスト教の考えでは、「病に倒れることは神の罰、懲罰」と考えられていたからです。

 

だから「罪を悔い改めるように」と説教のために描かれた絵解きの絵。

多くの人間が亡くなるのは人間に罪があるからだと、人々は疫病を自らの罪の報いとみなし、ひたすら神へ救いを求めました。

 

 

 

しかし疫病は止まることなく広がり、人口の3割が亡くなったといいます。

 

 

次々に周りの人たちが死んで行く、そんなあまりに悲惨な光景を目にして

人々は本当に神は救ってくれるのかという信仰に対する揺らぎが起こりました。

 

いくら祈っても救われない、信仰の価値観を根底から揺るがすほどの疫病。
縋るものがなくなり、信じるものを失った人たちにとって、この世はどのようなものだったのでしょうか。

世の疫病に宗教は切っても切れない関係があり、そのため天使には人を救ったり天罰を加えたりと、その都度の様々な役割があったのかもしれませんね。

 

 

 
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様々な世界の疫病に関わる妖精について更に知りたい方は
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why fairy?

 

時がたつにつれ、人々は妖精の存在を忘れていきました。

かつては自然と身近に暮らし、同時に信じていたことで現実だった妖精や精霊のものたちも、今はおとぎ話、架空の存在として認識されています。

思い出してください。

 

あなたたちが目に見えないと思っている彼らは、

物語ではなく、

昔から人々のそばで息づいています。

 

人々が再び妖精の存在に気づき、

以前のように妖精と人間が尊重しあいながら共存できる世界になるよう、

妖精を信じる心、自然を尊重し、畏怖の念を持つ大切さをみなさんにお伝えしています。

 

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  「妖精と人間との共存」

 

~Fairies and Humans, side by side~