みなさまこんにちは
ロナです
前回の続きで、アナ雪2に登場した四元素精霊の解説です!
今回は水の精霊について!
アナ雪2で登場した水の精霊は、馬の姿でした。
四元素で水の精霊というと、
「波」の意味をもつ「ウンディーネ」、もしくは「オンディーヌ」という名前で
美しい女性の姿だといわれています。
でも今回は馬。
でも馬であることに何の違和感もありませんでした。
なぜなら妖精話や神話において、馬と水はやたらと関わりが多い!!!
まずスコットランドに伝わる妖精「ケルピー (Kelpy)」
ケルピーは黒か灰色の毛並みをもつ美しい馬の姿をしています。
時折美しい男の姿、になって若い女を誘惑したり、美しい毛並みの馬になって乗るように促して、
水の中に引きずり込んで殺します。
そして肝臓以外の体を全て食べてしまうのです。
しかしそのケルピーに鞍をつけ乗りこなすことができれば、
妖精ならではのパワーでどの馬にも劣らない走りと働きをするといいます。
「アハ・イシカ Each Uisge」
アハ・イシカもスコットランドの水棲馬。
しかし淡水に棲むケルピーとは違い、海水の中に棲んでいます。
ケルピーと同じく人間が背中に乗るよう誘い、乗った人を背中にくっつけて水中に引きずり込んで食べてしまいますが、
ケルピーよりも頻繁に変身し、より獰猛でおそろしい性格をしています。
「オヒシュキ Aughisky」
アハ・イシカにとても似ているオヒシュキはアイルランドの水棲馬です。
海から出てきては海岸や草原を疾走すると言われています。
アハ・イシカをつかまえて海岸から連れてこられた者は名馬として乗りこなすことができました。
でもアハ・イシカは海を見たり海の音を聞いたりすると、狂ったように駆け出して海の深みに入っていって
乗っている人間をばらばらに引き裂いてしまいます。
などなど、水と馬は昔から至る所で関わりがありました。
映画でもそうだったように、
水棲場は気性が荒いことが多い妖精です。
ケルピーをなだめる方法である、水棲馬に鞍をつけて乗りこなすこと。
これはまさに、エルサが海でやったことですね!
この時のエルサといったらもう……
……かっこよかったぁ✨✨
ちなみにエルサの愛馬となった水の馬は「ノック」という名前だそうです。
つづく
オマケ✳︎夜明け
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why fairy?
時がたつにつれ、人々は妖精の存在を忘れていきました。
かつては自然と身近に暮らし、同時に信じていたことで現実だった妖精や精霊のものたちも、今はおとぎ話、架空の存在として認識されています。
思い出してください。
あなたたちが目に見えないと思っている彼らは、
物語ではなく、
昔から人々のそばで息づいています。
人々が再び妖精の存在に気づき、
以前のように妖精と人間が尊重しあいながら共存できる世界になるよう、
妖精を信じる心、自然を尊重し、畏怖の念を持つ大切さをみなさんにお伝えしています。
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「妖精と人間との共存」
~Fairies and Humans, side by side~