音楽の秋・・藝術ってわけじゃないけど(笑) | のすたる爺の電脳お遊戯。

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北国の港町に生息する莫迦親父な生き物が
日々の手遊びを時に駄文で綴り
また戯れ絵で遊ぶ、泡沫の如き代物。

10代から20代後半まで15年以上楽器吹いてた。

金管楽器で一番巨大な低音担当のチューバ。

 

 

当然のことながら中学高校大学と吹奏楽団で

社会人に成ってからも数年は市民吹奏楽団に。

 

まあ、最後は仕事の折り合いがつかずに辞めたが・・

一応は最初のボーナス頭金にしてローン組み

自前のチューバまで買ったりしたんだな。

 

で、其のころのブラバンは中途半端に女の子が多く

口の悪い他の部活からブラジャーバンドと(笑)

 

今の時期になると思い出す、全日本吹奏楽コンクール。

夏休み殆ど練習漬けで一日楽器吹いて・・

兄弟姉妹より確実に長い時間一緒に居た面子というか

楽器吹いてた男女朋輩は皆個性的だったが

今にして思うと吹いてる楽器の特徴というか

特質に影響されてたような気が妙にする。

 

 

木管のフルート吹き少女は凄まじく理屈っぽいのと

年齢より幼く微妙に脳が緩いのでほぼ二分され

クラリネットは場の雰囲気が明るくないと駄目で

自然に真面目も莫迦も率先の天然リーダーというか

ある種の向日葵むすめと其の周辺の野の花系が構成。

 

サックスはあの楽器の音のように妙に煩く響くが

何処か年齢より妖艶というか色っぽいのが点在してて

大学時代はお前サックスよりS〇Xの方が得意だろと

無茶苦茶な突っ込み受け続つつスタンディングソロで

モンローウォークばりに腰振って吹く奴とか居たし

オーボエ、ファゴットは真面目だけど真面目過ぎて

何処かが致命的にずれてる雰囲気の子が多かったかも。

 

 

バスクラとかバリトンサックスは基本変人か陽気な莫迦で

だんまりから最初に騒ぎに火をつける一言放つのが得意。

 

此れは小生の吹いてた金管低音と共通の傾向かも・・。

 

金管のラッパ、トランペットは目立ちたがりで

基本メロディとハイトーンフレーズ多きゃご機嫌で

トロンボーンと並び男所帯だったから存外体育会。

 

ホルンは往時の金管じゃ珍しく女の子も居たが

不思議と男は楽理好き、妙に真摯で理屈屋が多く

女の子は其れを容認して笑ってるが其の騒ぎを一瞥し

無言で威圧して黙らせるお母さん系が居た気も。

 

トロンボーンはとにかく群れるというか親分の号令一下

莫迦も真面目も悪戯も何故か同じ方向いてやらかしてた。

 

低音金管のユーフォニアムは妙にメロディ好きで

天性、演奏も巧いというか勘所押さえてるタイプと

只管基礎練習独りで朝から晩まで吹き続け

妙にニコニコしてる腹の底の読めない謎娘とか居たなあ。

 

え?チューバ・・妙に多趣味博学で相当の理屈こきの割りに

真っ先に羽目外すという理解不能な奴が多かったな。

 

 

喋らせると受け狙って全部韜晦したり茶化したり

うん、一言で言えば変人が多かったんだ、小生の経験では。

楽器の性質が長く吹いてるとうつってくるのか

其れともそういう気質の奴が其の楽器選ぶのか・・

久々に思い出して考えたら面しれえなあ、と・・ふと。

 

ああ、妙に長い駄文が出来ちまったぞ、と(笑)