夏の暑さは妄言を生む(笑) | のすたる爺の電脳お遊戯。

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北国の港町に生息する莫迦親父な生き物が
日々の手遊びを時に駄文で綴り
また戯れ絵で遊ぶ、泡沫の如き代物。

昔、同期の哲女(哲学科のおんな学生)が 

30数度の外気温に沸点越えて宣った科白。 

 

まあ乳首隠しのシールみたいなもん付けてたし 

現物は絵に描いたような奇人変物だったんで 

欲情もせなんだ梅雨明けの湘南近辺の浜。 

 

実際、乳と言うより胸板だったしぃ💛

 

 

のすじいの夏の破礼句(バレ句)

 

天花粉やシッカロールに

ヰタ・セクスアリス覚えた昭和の夏。

 

視覚や聴覚、触覚と比しても

嗅覚の原初欲求を誘発する力は強いと思う。

 

・・うん、エロには煽情的な生臭さが不可欠かも。

まあ、匂いと臭いの差は凄く微妙だけどね(笑)

 

 

ふと、昭和の東京の大学時代・・

 

廃屋寸前の木造校舎占拠した部活の部室で

後輩と喰った廉価な、まあ・・サラダパン

 

ポテサラとキャベツと激薄のハム一枚の

貧乏くさい100円の総菜パンが喰いたいと思った。

 

学舎の正門、旧中山道沿いのほんの数坪のパン屋

コッペパンか食パンに塗ったり挟んだりしてくれた

無口な親父と不愛想な姉ちゃんが居た気のする店。

 

食パン二枚使うのは高級でコッペパンは10円安い

ジャムバタやらハムサラやら餡バタやら

略称で呼ぶ、その場で作る惣菜パンが妙に旨かった。

 

ああ、あれって青春の味だったかもなあ・・

先輩の買い出しに使われたときは自分のぶん驕り。

 

不思議と思い出すのはたぶんパン自体が旨かったのと

いつも腹減らしてたからかも知れん。

 

消防法に引っ掛って取り壊され追い出された木造校舎の

吹奏楽団の団室や大講堂前のベンチで喰った味。

 

もう、二度と喰えぬだろうな・・あの味は(遠い目)