6/6 先週の振り返り
《米雇用統計の結果》
先週金曜日、米国では5月雇用統計発表という大きめの経済イベントがありました。
結果としては、昨年5月と比較し、先月は就業者が市場予想を上回るというものでした。
就業者が増えることは企業が従業員を雇える状況であるということで経済にとって基本的には良いニュースです。
しかし、今の金融緩和後、金融引き締め段階では、話は少し変わってきます。
株価は未来の会社の価値の予測値です。
つまり、
雇用者数が市場予想を上回った
→景気は順調に回復している
→金融引き締め(利上げ)しても大丈夫
→金融機関からの貸出金利が上がる
→株価下落
という流れになるという考え方です。
これが原因で金曜日は全体的にやや株価が落ちたと考えられます。
ちなみに雇用者数が市場予想を下回っていた場合でも
雇用者数が市場予想を下回った
→景気後退懸念が加速
→株価下落
というシナリオが想定されたようです。
つまり、いずれにせよ下げ要因はあったということですね。
週ベースでみると、米経済は上昇トレンドに乗っていますが、今週からどのような流れになっていくかに注目していきたいです。
★将来、再び金融緩和が来た時の金融緩和後の流れとして参考用にメモしておきます。
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