国立文楽劇場での通し狂言「菅原伝授手習鑑」
今日が楽日やな
そして本公演は
記念すべき住大夫引退公演
俺、文楽は観劇の中ではまだ初心者
見始めて十年以下
歌舞伎の方が面白いと思って
見に行かなかったけど
1・2回見たら少し楽しさがわかってきて
今は好きな芸能の一つになった
今回の公演ももちろん見に行った
できれば2回見に行きたかったくらい
それに住大夫引退公演だしね
見たよ、桜丸切腹の段
以前ほど声の張りは落ちてるけど
悲哀に満ちた語りはぐぐっと聴き入ってしまう
それに、今回の席は語りの床が目の前
十二分に堪能できた
そして、菅原伝授手習鑑のクライマックスは
何と言っても、寺子屋の段
ラストにたっぷり
歌舞伎でも文楽でも一緒
一番盛り上がる幕
もちろん涙が自然とあふれてくる
俺が見に行った時は嶋大夫だった
しばらくして、急病で代演になって
後半の最後の方で再び復帰
この大夫もすごい
まさに全身で語るって感じ
身体を上下動させて語りあげる
俺はこの大夫が大好き
80半ば近い歳だけど
まだまだ頑張ってもらいたい
俺が思う文楽の唯一の欠点
最悪の欠点
語りを聴いてるとほんまに心地よくて
ついつい眠くなってウトウト
これは俺だけじゃないと思う
目を開けて舞台を見ていたいのに
あかん、まぶたが落ちてくる
気が付いたら何分も寝てる
これ何とかならんかなぁ
睡眠不足でなくても眠くなんねん
気持ちええ子守唄や
来月は東京で住大夫引退公演
これは行かないけど
関東の者は絶対見るべし
やと思うよ